坂本龍一の最後の日々たどるドキュメンタリー、全76Pの日記型パンフレット発売

11月28日に公開される、坂本龍一のドキュメンタリー映画「Ryuichi Sakamoto: Diaries」。このたび、坂本の言葉を収めた全76ページの“日記型”パンフレットが発売されることが決定した。価格は税込1900円。

坂本ががんに罹患して亡くなるまでの3年半にわたる闘病生活と、その中で行われた創作活動を記録した本作。本人がつづった「日記」を軸に、遺族の全面協力のもと提供された貴重なプライベート映像やポートレート、未発表の音楽を交えながら、その軌跡をたどる。

黒の表紙でデザインされたパンフレットには、坂本が日記に記した言葉を写真とともに掲載。本作で日記の朗読を担当した田中泯、Yellow Magic Orchestra（YMO）などで坂本とともに活動した細野晴臣、監督の大森健生やプロデューサー・佐渡岳利ら制作陣のインタビュー、さらには親交のあった編集者・鈴木正文、音楽家・蓮沼執太、経済思想家・斎藤幸平、映画監督・西川美和の寄稿のほか、著名人17人によるコメントも収録された。そのほか使用楽曲のリストや、日記に登場する書名や人名の解説なども掲載されている。また入場者プレゼントとして、オリジナルポストカードの配布も決定した。

「Ryuichi Sakamoto: Diaries」は、11月28日より東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国で公開される。

映画「Ryuichi Sakamoto: Diaries」本予告