佐藤が初めて原作を手がけ、
丸山が演じるのは、身寄りや名前もなかった少年期の“名無し”(山田太郎)の名付け親となる巡査・照夫。MEGUMIは、山田と同じ児童養護施設でともに育った山田花子役で出演する。彼を慕いながらもその“異能”をもっともよく知り、恐れている人物だ。佐々木は、連続殺人事件の容疑者である山田を止めるべく奔走する刑事・国枝役にキャスティングされた。新キャスト3名のコメントは下部に掲載している。
丸山隆平 コメント
まず、この唯一無二の世界観を生み出して下さった、佐藤二朗さんに感謝します。
原作を読みましたが、どこからこんな発想が生まれるのか。
ただ残忍なだけではなく、深く共感せざるを得ない、
人間としての欠陥を象徴するかのような特殊性。
この世界の中に飛び込める事を、光栄に思います。
観てくださる皆さんに楽しんでもらえるよう、作品の一部として全力を尽くします。
公開をお楽しみにっ!
MEGUMI コメント
佐藤二朗さんとは、数年前にコメディドラマでご一緒して以来の再会になります。
今回は、こんなにも深く、そして悲しい関係で再びご一緒できることに、
この世界で働く面白さと不思議さを噛みしめています。
「自分の持つ傷の行方」ということを考えながら、
今回の役に真摯に向き合いたいと思います。
私にとって大きなチャレンジとなるこの機会を、最後まで大切に演じたいと思います。
佐々木蔵之介 コメント
佐藤二朗は、わたしの勝手にだが、戦友というか同志に思ってる。思いたい。思わせてくれ。
わたしが関西から上京して来たばかりの時、一緒に小さな舞台に立ったり、ドラマにもちょいと共演したり。
同じ小劇場出身の泥臭い匂いを感じてた。
劇団(現:演劇ユニット)「ちからわざ」で自ら脚本を書いて公演しているのを偉いな立派だな、と思ってた。
それが、映画の原作脚本書いてプロデュースするなんて。
そして、声掛けてくれるなんて。
ありがとう。
ちょびっとはがんばるよ。
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佐藤二朗の映画作品
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映画ナタリー @eiga_natalie
丸山隆平、MEGUMI、佐々木蔵之介が映画「名無し」に出演 佐藤二朗が原作・脚本・主演(コメントあり)
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