映像には厳しい表情で「これより、この島は地獄に突入する」と口にする山下と、のんきな様子を見せ「敵が上陸したら、お前最初に死ぬと思うよ」と言われる安慶名の姿を収録。援軍が来るまでの待機を決めた2人が木の上に身を潜め、長きに渡る“孤独な戦争”を繰り広げる様子が確認できる。
全編沖縄でのロケが実施され、伊江島では実際に生い茂っている木の上で撮影が行われた本作。山田は「実在したお二方もそうだったんじゃないかと想像するのですが、木の上で過ごすうちに、そこが一番安心できる場所になったのではと思いました」と述懐し、「外に出たら銃弾が飛び交っているかもしれない中で、この木が守ってくれているという安心感があったのではないかと。不思議なことに、僕も別の場所で撮影をしていて、木の上に戻った瞬間一息つける感じがしていました」と振り返る。
一方、堤は「単なる木と言うよりは生き物。物語の中でも守られていたし、木の上では役者2人なんですけど、僕にとってはこの木も登場人物の一人という気がしていました」と述べ、「(山田と)ぶつかり合ったり大変なシーンもありましたが、妙に癒されるというか、幸せでぜいたくな時間を過ごさせてもらい、ちゃんと木とも会話できている感覚がありました」と思い返した。
「ミラクルシティコザ」の
映画「木の上の軍隊」予告編
堤真一の映画作品
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カヤフォン @kayafoon
堤真一・山田裕貴が島に残される日本兵演じた映画予告、撮影は実際に木の上で https://t.co/rxXPV67EJU