2022年のフィラデルフィア映画祭で審査員賞を受賞したベルギー発の映画「Rebel」が、邦題「聖なる反逆者」として9月10日にデジタル配信が開始されることが決定。予告編、場面写真が解禁された。
実話をもとにした本作は、強引に過激派組織・イスラム国(IS)の一員にされたムスリムの青年とその家族をめぐる物語だ。ベルギーで暮らしていたカマルは、シリアで多くの子どもたちが戦争の犠牲になっている現状にいたたまれなくなり、力になりたいと現地へ向かう。ところがそこで無理やりISの一員にされ、世界に向けて配信される処刑動画に顔を出すことになってしまう。カマルがISからの逃亡を試みる一方、幼い弟・ナシムも兄への憧れからシリア行きを決意する。「バッドボーイズ RIDE OR DIE」の
YouTubeで公開された予告編は、カマルがシリアで発見されたというニュースから始まり、カメラを回しながらシリアの戦場を駆けるカマルや、「兄貴はテロリストだ」と街で言われるナシムの様子が映し出される。最後は処刑の現場で動画に出るように迫られるカマルが映し出され、「死刑執行人か、死刑囚か、どちらか選べ」というセリフで締めくくられた。
映画「聖なる反逆者」予告編
アディル・エル・アルビの映画作品
関連人物
映画ナタリー @eiga_natalie
「聖なる反逆者」9月に配信、実話をもとに無理やりISの一員にされた青年描く
監督を務めたのは「バッドボーイズ RIDE OR DIE」のアディル・エル・アルビ&ビラル・ファラー
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