映画の中で障害がどのように扱われてきたのかを考察した書籍「スクリーンのなかの障害」が、本日11月26日にフィルムアート社から刊行された。
ろう者の家族を持つ子供を主人公にした「
「スクリーンのなかの障害」目次
- はじめに──障害と映画をつなぐ
- 第1章 社会における障害観の変化──「共生」の背後にあるもの
- 第2章 映画における障害者イメージの変遷──「モンスター化された障害者」から「非力化/有能力化された障害者」へ
- 第3章 コミュニケーションの問題として描かれる障害──「不全」と「達成」のストーリーは何を意味するのか
- 第4章 視覚的・聴覚的に再現される障害──「聞こえないこと」はいかに表象されうるのか
- 第5章 身体的に演じられる障害──障害のリアリティはいかに評価されうるのか
- おわりに──「描き方」を経て「受けとられ方」へ
本書で扱われる作品
「
三宅唱(映画監督)コメント
「映画について」ではなく「映画とともに」、
私たちのいまを考え続けるために、この本はある。
田中みゆき(キュレーター / プロデューサー)コメント
普通に存在することすらままならない。本書が照らし出すように、
障害の表象の歪さは、社会とそのままつながっている。
花森ルーナ🌙障害者アート🎨🏳️🌈 @moon48luna
面白そう(ただし本読むの苦手) https://t.co/NhDrZ9BY4r