「てっぺんの向こうにあなたがいる」は、76カ国で最高峰・最高地点の登頂を成功させた登山家・田部井淳子の実話をもとにした物語。田部井は“女性だけで海外遠征を”を合言葉に女子登攀(とうはん)クラブを設立し、1975年にエベレスト日本女子登山隊の副隊長兼登攀隊長として、世界最高峰のエベレストに挑んだ。そして女性では初めて登頂に成功した。
映画では、田部井をモデルにした主人公・多部純子のエベレスト初登頂をはじめとして、晩年の闘病、そして余命宣告を受けながらも亡くなる直前まで山に登り続ける姿などが描かれる。これが124本目の出演作になる吉永は「『せかいのおきく』という素晴しい映画を創った阪本監督のもと、『世界の淳子』役に全力で挑戦します」と意気込む。
阪本は「吉永小百合さんと再びご一緒できることの喜び。しかも、田部井淳子さんの人生を基にした山と家族の物語。求められるのは、宮本武蔵の五輪書よろしく、ガレ場の荒野に一本の真っすぐな道を築くような力技」とコメントする。田部井の息子・田部井進也は「お二人の熱い想い、心から感謝いたします。映画を通じ、母のような女性がいたことを知っていただけたら幸いです」とメッセージを送った。
「てっぺんの向こうにあなたがいる」は11月末にクランクアップ予定。キノフィルムズが配給を担い、田部井のエベレスト登頂から50周年を迎える2025年秋に公開される。
吉永小百合 コメント
田部井淳子さんと対談したのは2012年。明るくて、楽しいお話をいっぱい聞かせて下さいました。
今、私は、「せかいのおきく」という素晴しい映画を創った阪本監督のもと、「世界の淳子」役に全力で挑戦します。
阪本順治 コメント
吉永小百合さんと再びご一緒できることの喜び。しかも、田部井淳子さんの人生を基にした山と家族の物語。求められるのは、宮本武蔵の五輪書よろしく、ガレ場の荒野に一本の真っすぐな道を築くような力技。みんなで、頑張ります!!
田部井進也(東北の高校生の富士登山プロジェクトリーダー / 田部井淳子の息子)コメント
母は生前、吉永さんと仕事を一緒にさせていただき、また亡くなったとき供花を頂きました。
そのご縁から映画の話となり驚きました。阪本監督は今年、富士山山頂で高校生を迎えて頂きました。
お二人の熱い想い、心から感謝いたします。
映画を通じ、母のような女性がいたことを知っていただけたら幸いです。
たもきゃん⛺️TAMOCAMP @tamocamp
吉永小百合さん凄いなあ😳
お幾つになられたんだろ?
この映画ぜひぜひ観たいです✨️
モデルとなった田部井淳子さんは
我が県の三春町出身なので
思い入れあるんですよね☺️ https://t.co/oRqDEVP6Du