第60回台北金馬映画祭で4冠に輝いた本作は、バブル期の台湾を舞台に、自分たちの店と家を手に入れることを夢見る父子を描いた物語。不動産価格の高騰でその夢が遠のいていく中、11歳の息子・リャオジエが“腹黒いキツネ(オールド・フォックス)”と呼ばれる地主のシャと、優しくて誠実な父の間で人生の選択を迫られる。「親愛なる君へ」のバイ・ルンイン(白潤音)がリャオジエ役、「1秒先の彼女」の
かつて、互いに淡い恋心を抱いていたタイライとヤンジュンメイ。しかし、その思いは成就することなくタイライはレストランで給仕長をしながら息子を男手一つで育て、結婚したヤンジュンメイは金銭的に恵まれた暮らしを送っているものの、心は満たされない日々を過ごしている。公開された映像にはクリスマスの夜、タイライの働くレストランにヤンジュンメイが1人で訪れている様子を収録。彼女は、タイライがテーブルへ来ると「あなたと息子さんに」とクリスマスプレゼントを渡す。
門脇は「私が演じたヤンさんは寂しい人です。彼女の孤独や悲しみを感じさせる瞳、そこをとにかく心がけました」と述懐。監督の
「オールド・フォックス 11歳の選択」は、6月14日に東京・新宿武蔵野館ほか全国で公開。
映画ナタリー @eiga_natalie
門脇麦が孤独な人妻に、「オールド・フォックス 11歳の選択」本編映像
#門脇麦「彼女の孤独や悲しみを感じさせる瞳、そこをとにかく心がけました」
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