3月末のこの日、千葉・君津市に位置する7階建ての巨大倉庫には、ラウールら3年4組の生徒役のキャストが集結。殺し屋に鉄パイプで殴られ拘束された荒邦の前に、実は彼と同じく骨子のボディガードであるクラスメイトたちが現れ、一同が激突する場面が捉えられた。
まず撮影されたのは、荒邦が黒服・仮面姿の殺し屋たちに包囲されるシーンだ。現場には
続いて、廃工場のシャッターがゆっくり上がって3年4組の生徒たちが登場するカットには、最強の司令塔・染島澄彦役の
ラウールいわく、同場面は“一番ワクワクするシーン”だそうで、「僕は縛られてひたすら見ているだけなので映っていないですが、『この映画すごいな』って思いました」と述べる。彼はジャンルレスな共演者について「お互いがお互いのことに興味津々で『ラウールくんはどんな感じで仕事してるの?』とか、そういう会話がすごく楽しいです」とコメントし、印象的な人物にはアニメ「ドラえもん」のジャイアン役で知られる木村の名を挙げて「『おい、威吹! 乱取り稽古しようぜ』というセリフを僕がちょっとジャイアンっぽい声で言ったら、“本域”のをやってくれて沸きましたね」と振り返る。クランクイン時に「仲良くなれそう」と話していた
ラウールが単独で映画主演を担うのは、2021年に公開された「
プロデューサーの加藤達也によれば、ラウールを主演に選んだ理由の1つは“規格外の存在感”。加藤は「華やかなキャラクターたちの中心として埋もれずにいられる人を考えたとき、すぐにラウールさんを思い浮かべました」と回想し、「(アイデアの)“引き出し”がたくさんあって、芝居に真摯に向き合ってくれる方。もちろん荒邦としてのかっこよさも申し分ないです。コメディセンスもあって、彼の天性の明るさや陽のエネルギーが作品にマッチしている」と絶賛する。クランクイン前から練習が重ねられたアクションシーンの出来には「手足が長いですし、体の見せ方もすごくうまいのですごくかっこよく見える」と自信をのぞかせた。
骨子役の出口は、このたび劇場映画で初めてヒロインを演じる。彼女に関しては「クールなイメージがあるけれど、すごく陽気で明るい方。『出口さんにお任せしたい』と直観的に思って、ラウールさんと同じくらいのかなり早い段階でオファーしました。予想通りで、今は“勝ち確”したなと思っています」と言及した。
3年4組の生徒役は「俳優に限らず、いろんなジャンルから集めたほうが面白い」との思いから、原作のビジュアルを手がかりにキャスティングが進められた。加藤は「皆さん、予想の斜め上を行く演技で爪痕を残してくれるんです。ドライ(=リハーサル)が毎回楽しみ」と彼らのポテンシャルが期待以上だったことを明かし、「この1カ月半、本気でキラキラしながら作品と向き合っている役者さんたちの“青春感”が、芝居を超えて伝わる部分もあると思います」とも語った。
「赤羽骨子のボディガード」は8月2日より全国ロードショー。
※高橋ひかるの高は、はしご高が正式表記
ジャニーズ出演情報 @13xIvlK6CP1hvqe
「この映画すごい」 #SnowMan #ラウール が3年4組集結にワクワク、「 #赤羽骨子のボディガード 」撮影レポート - 映画ナタリー
「赤羽骨子のボディガード」は8月2日より全国ロードショー。
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