「閉ざ雪」“座長”重岡大毅は気遣いのできるムードメーカー、仲良しオフショット到着

映画「ある閉ざされた雪の山荘で」のメイキング写真が到着。重岡大毅（WEST.）、中条あやみ、岡山天音、西野七瀬、堀田真由、戸塚純貴、間宮祥太朗の仲むつまじいオフショットに加えて、キャスト・監督からのコメントも届いた。

東野圭吾の同名小説を映画化した本作では、劇団に所属する役者7人が新作舞台の主演を懸けたオーディションの最終選考に挑むさまが描かれる。7人の中で唯一異なる劇団からオーディションに参加した“部外者”久我和幸を重岡が演じた。

劇中のオーディションで火花を散らす役どころの7名だが、重岡は「楽しかったなー！ 空き時間もけっこうあったので祥太朗とキャッチボールもしたし、純貴とバイクの話をしたり、みんなでカードゲームをしたり。そういうのが活力になるんですよ。楽しいって思える人たちと一緒にぶつけ合っていくというのは楽しかったです！」と撮影時の思い出を明かす。また「みんな俳優としてデビューしてからいろいろな経験を経て、きっと同じような悩みにぶち当たって、その度になんとか乗り越えてきたはずで。だからなんとなく言葉にしなくても分かり合えるところがあるし、それは同世代の俳優同士だからじゃないかなと思うんです」と述懐した。

重岡は、座長としてまとめ役とムードメーカーを買って出ていたという。間宮は「話していてすごく面白いし、現場も明るくなるし、シゲのおかげでいい雰囲気になったと思います。キャストも共演経験が多いメンバーとはいえ、その中心には彼がいて、成り立っているというか。そんな人です」と撮影現場での重岡を語る。中条は「重岡さん以外は以前一緒にお芝居をしたことがある方々で、本当に同窓会のような現場だったんですが、座長の重岡さんは全員にさりげなくケアをしてくれたり、スタッフさんとキャストの間に入ってくださったり、みんなをまとめる力のある方、パワーを持った座長だと思いました」とコメントした。

監督の飯塚健は「今回は設定がだいぶ複雑なので、シーンに潜ませた意図と、それを踏まえた演技の強度を確認するために、撮影を止めて俳優部と話し合いを持つことが数回ありました」と述べ、重岡について「座長のシゲはムードメーカーを買って出てくれているんですが、“ここ”という重要なシーンでは共演者から距離をとり、ひとりで音楽を聴きながら撮影開始に備える、なんて時間もありました。自分なりのテンションの持っていき方なんでしょうが、『変に失礼に見えてしまったら、すみません』と先に伝えてくれて。本当に気遣いの人です」と明かしている。

「ある閉ざされた雪の山荘で」は、1月12日より東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国でロードショー。