映画「
東野圭吾のミステリー小説を映画化した本作では、ある劇団の役者7人が新作舞台のオーディション合宿に挑む中、不可解な事態に巻き込まれるさまが描かれる。主人公・久我和幸を演じた重岡は「去年からずっと楽しみにしてたんですよ。こうして昨日、公開初日を迎えられて幸せな気持ちです。ありがとうございます」としみじみ感謝したかと思えば、「あとシンプルに明けましておめでとうございます!」と唐突に新年の挨拶。高揚感でソワソワしている重岡を横目に、間宮は「登壇する直前に『っしゃー! 行くぞ!』って気合いを入れていたわりには、ちょっとテンションが合っていないようですけど(笑)。温かい目でよろしくお願いします」と観客に呼びかけた。
劇中には多層トリックが張り巡らされており、ネタバレ対策のため物語に深く言及できず、もどかしかったと口々に話す登壇者たち。ようやく初日を迎えたことを喜びつつも、舞台挨拶では核心に触れないよう1人ひとり撮影エピソードを振り返ることになった。重岡はフランベをするシーンを挙げ、「ここが焦げたんすよ!」と髪の毛を押さえる。そして「自分では気付いてなかったんですけど、大声で『臭っ!』て言われるほど思いっきり焦げていて」と明かし、「チリチリになってたから途中でヘアカットしてるんです。みんな気付いてないでしょ? これも二重三重のトリックの1つ。スクリーンに映るすべてが伏線ですよ」と“ミスリード”して観客を笑わせる。
堀田は森川とのバトルシーンに言及。「2人とも『お久しぶりです』の状態で殴り合いのシーンを撮ることになって」と苦笑する堀田に、森川が「『馬乗りになってください』と言われてびっくりした(笑)」と共感していると、戸塚は「止めに入る役の僕が一番被害に遭っていたんですが……」と切なげな表情を浮かべる。そんな戸塚は何よりも食事のシーンが楽しみだったようで、間宮からは「撮影が終わったらごはんを食べに行こうって話していたのに、ステーキが出るシーンで(戸塚が)『腹減ったから食べよー』と言い出して。何テイクも繰り返すうちに気持ち悪くなったらしく、食事は断られました」と暴露話が飛び出した。
また西野は「(堀田)真由ちゃんや戸塚さんと一緒のシーンが多かったから、カメラが止まってるときはずっと雑談をしていました。どんな子供だったかとか、反抗期はあったのかとか、血液型を当て合ったりとか……」と回想して共演者を和ませる。岡山は「劇中のオーディション会場で、僕は陸上部のジャージに着替えるんですけど、ガチの“陸部”の人が使うブランドでこだわっています。あとは眼鏡を掛けてギャップ萌えだったり」と話し、自ら照れ笑い。中条の「外で雪が降っているシーンの撮影で、本当に雪が降ってきたときはテンションが上がりました。誰も喜んでないから、私だけ心がきれいなのかな?って」という冗談混じりの発言には、重岡が「おーい!」と威勢よくツッコみ、和気あいあいとした様子をうかがわせた。
そして最後に重岡が「朝起きて、いつも通りにここへ来たんですけど、共演したみんなや、この映画に関わってくださったチームの皆さんがいて、たくさんのお客さんもいて。(この状況は)当たり前じゃないなと。すごく幸せです。僕たちが力いっぱい撮ったこの映画がこれからたくさんの人に観ていただけることを願ってワクワクしています!」と改めて喜びを口にし、舞台挨拶の幕を下ろした。
「ある閉ざされた雪の山荘で」は全国で上映中。
ジャニーズ出演情報 @13xIvlK6CP1hvqe
#重岡大毅 の髪焦げチリチリ事件、中条あやみは雪に大喜び…「 #閉ざ雪 」舞台挨拶で裏話続々 - 映画ナタリー
映画「 #ある閉ざされた雪の山荘で 」の公開記念舞台挨拶が本日1月13日、東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われた。
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