亀梨和也しかいない、映画「怪物の木こり」プロデューサーが語るキャスティング秘話

112

2280

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 764 1486
  • 30 シェア

亀梨和也KAT-TUN)の主演映画「怪物の木こり」より、プロデューサーの小岩井宏悦がキャスティング秘話などを語るインタビューコメントが到着した。

「怪物の木こり」場面写真

「怪物の木こり」場面写真

大きなサイズで見る(全8件)

「怪物の木こり」場面写真

「怪物の木こり」場面写真[拡大]

倉井眉介の同名小説をもとにした本作は、冷血非情なサイコパスで弁護士の二宮彰と、怪物の仮面をかぶった猟奇殺人犯が対峙するさまを描いたサスペンス。小岩井は「サイコパスを扱った作品はたくさんありますが、たいていは警察がサイコパスを追う話。でもこの『怪物の木こり』は、サイコパスが主役で、連続殺人犯がサイコパスを狙い、その連続殺人犯を警察が追っている構図が新しいなと」と魅力を語る。

「怪物の木こり」場面写真

「怪物の木こり」場面写真[拡大]

本作では、殺人鬼に狙われるサイコパスの二宮を亀梨が演じた。小岩井は「この役には、普通の人間とサイコパスを行き来する繊細で大胆な演技力が求められます。しかも、ナルシスティックな二枚目でアクションもできるとなると亀梨さんしかいないと。また、一見、観客を選びかねないエッジの効いた話ですが、彼自身が持っているエンタメ性がこの作品を間口が広いものにしてくれました」と述べ、「サイコパスとしての『濃淡』が求められる役柄ですが、亀梨さんはとても深くシナリオを理解していて、そのグラデーションを100%正確に演じてくれました」と絶賛する。

「怪物の木こり」場面写真

「怪物の木こり」場面写真[拡大]

本作の監督を務めた三池崇史とは、「藁の楯 わらのたて」や「無限の住人」でもタッグを組んでいる小岩井は「三池監督なら、サイコパスVS連続殺人鬼という虚構性の強い物語をリアルに落とし込めて、エンタメにしてくれると思った。もし監督が受けてくれなかったら映画化はあきらめるつもりでした」と信頼を明かした。

「怪物の木こり」場面写真

「怪物の木こり」場面写真[拡大]

「どのキャラクターにもある種の狂気性を持たせたい」と話す小岩井。本作には亀梨のほかに、警視庁のプロファイラー・戸城嵐子役で菜々緒、二宮の本性を知らない婚約者・荷見映美役で吉岡里帆、二宮の協力者である医師・杉谷九朗役で染谷将太、過去の殺人事件の容疑者・剣持武士役で中村獅童、正義感が強すぎる刑事・乾登人役で渋川清彦が出演している。

「怪物の木こり」は12月1日に全国で公開。

この記事の画像(全8件)

(c)2023「怪物の木こり」製作委員会

読者の反応

Lauren @radiant_kazuya

この役には、普通の人間とサイコパスを行き来する繊細で大胆な演技力が求められます。しかも、ナルシスティックな二枚目でアクションもできるとなると亀梨さんしかいないと。

映画「怪物の木こり」プロデューサーが語るキャスティング秘話
https://t.co/ywgTKon5rG

コメントを読む(112件)

リンク

関連商品

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 怪物の木こり / 亀梨和也 / KAT-TUN / 三池崇史 の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。