本作は3人の男女が織り成す喪失と愛の物語。スランプ中の映画監督・杉田は、偶然出会った若い女性・マリに心を奪われ、映画に出演してほしいと声をかける。情熱的で憎めない杉田のキャラクターに、戸惑いながらも恋心を抱いていくマリ。2人は映画制作を始めるが、突然杉田が失踪してしまう。喪失感に苦しむマリは、愛猫を探すフミコと出会い、自らを見つめ直すため“ある決心”をする。
成田がマリ、ピエールが杉田、松田がフミコを演じた。監督は短編映画「二十代の夏」の
なお本日9月22日に本作の配給支援を目的としたクラウドファンディングがスタート。詳しくは特設ページで確認を。
「マリの話」特報
成田結美 コメント
「マリの話」を観ながらなぜか自然と涙が溢れていました。マリの心の葛藤、傷ついてもそれでも誰かを愛し続けたいと思うマリの姿。そんなマリを観て、とても切なくなり、でも思いがけない素敵な出会いに、また胸がほっこりと温かくなり…最後にはなんだか魔法にかけられたような気持ちになり、もう一度観たくなりました。この作品を通して、本当に誰かを愛するってどういうことなんだろう、と考えさせられました。そして女性として強く生き抜いていこうと、マリに背中を押してもらえたような気がします。
本作を通して、皆さんにも少しでも元気を与えられたら嬉しいです。
ピエール瀧 コメント
この映画はいくつかのパートで構成されています。自分はそのうちのひとつを担当させていただいたので、実は全貌はわかっていないんです。でも、観客の皆さんの感じ方でいくつもの物語を紡ぎ出せる面白い作品だと脚本を読んで思いました。どうか楽しんで。
松田弘子 コメント
夢なのか、日常なのか、夢だとしてだれがだれの夢を見てるのか。「マリの話」を見ていると、いろいろなことがわからなくなります。でも、そのときどきに自由な見方をして良いのだと言われている気がします。出てくる人たちは、一つのことを言いながらどうも別のことを考えてるみたいだし、それが何なのかわかりません。わからないことをわからないまま味わったり、ああなのかこうなのかと思いをめぐらせたり、そういう豊かな時間を過ごさせてくれる作品だと思います。
高野徹 コメント
観客が自由に想像し、楽しんでもらえる映画「マリの話」が完成しました。この映画には、「発見できる喜び」と「あなただけの解釈」、つまり「主体的に映画を見る」という、特別な映画体験が待っていると思います。わかりやすさに甘んじない、チャレンジングな本作の不確かさを支えているのは、俳優さんたちの素晴らしい演技です。是非、劇場で確かめてください!
Sammy「最低で最高」 @sammy_IWAHARA
行くつもり🏃。
#マリの話 https://t.co/8IphHRajbg