稲垣吾郎×新垣結衣「正欲」でVaundyが初の映画主題歌を担当

稲垣吾郎と新垣結衣が共演する映画「正欲」の主題歌を、Vaundyが担当することが明らかに。自身初の映画主題歌となる。

朝井リョウの同名小説を「あゝ、荒野」「前科者」の岸善幸が映画化した本作。家庭環境、性的指向、容姿など、さまざまな“選べない”背景を持つ人々を同じ地平で描きながら、人間が生きていくための推進力になるのは何かというテーマをあぶり出す。稲垣が不登校の息子を持つ検事・寺井啓喜、新垣が特殊性癖を持つことを隠して生きる桐生夏月を演じたほか、磯村勇斗、佐藤寛太（劇団EXILE）、東野絢香らがキャストに名を連ねた。

本作の主題歌に決定したのは、Vaundyの未発表楽曲である「呼吸のように」。Vaundyは書き溜めた未発表の曲から、映画の世界観に合うものを選び提供した。彼は「生きるということは息を吸うということ。少しでも長く君と同じ空気を吸っていたいのさ、というシンプルな想いをこの曲にこめています」とコメントしている。YouTubeでは30秒予告が公開中だ。

「正欲」は、11月10日より東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国でロードショー。

映画「正欲」30秒予告

Vaundy コメント

自由でいることの窮屈さや、共鳴を求めてしまう心の寂しさが描かれているこの映画ですが、必ずしも共感をしなくてもいい、できないのもいいのかもしれない、と僕は感じました。

生きるということは息を吸うということ。
少しでも長く君と同じ空気を吸っていたいのさ、というシンプルな想いをこの曲にこめています。

自分の中に溶けていくような音楽になるよう心がけたので、映画館で最後まで浸ってもらえたら嬉しいです。

Vaundy