「名探偵ポアロ」エキセントリックな霊能者ミシェル・ヨー、死者との会話を試みる

ケネス・ブラナーが監督・製作・主演を務めた映画「名探偵ポアロ：ベネチアの亡霊」の本編の一部が、YouTubeで公開された。

イタリア・ヴェネツィアが舞台の本作では、名探偵ポアロが霊能者による“超常現象”の謎に挑む姿が描かれる。ブラナーがポアロに扮し、「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」のミシェル・ヨーがエキセントリックな霊能者レイノルズ役で出演した。

この映像は降霊会の様子を捉えたシーン。「亡霊も悪魔も存在しない」と主張するポアロが疑惑の目を向ける中、レイノルズが死者との会話を試みる様子が捉えられた。なお、降霊会に参加した招待客のうち1人が人間には不可能だと思われる方法で殺害され、ポアロも命を狙われることになる。

脚本に惹かれて本作への出演を決めたミシェル・ヨーは「脚本には恐怖があり、あらゆる影の背後に何かが潜んでいるような感覚があります。ポアロが自分の正気を疑い始める、そこがもっとも巧妙な部分でした」と回想する。ブラナーは「レイノルズは死者と会話できると信じている霊能者。作品に大きな重みをもたらすんだ。それは代償を伴うものであり、彼女はそれがどのようなものであるかを見事に表現してくれたよ」とミシェル・ヨーの演技を絶賛した。

「名探偵ポアロ：ベネチアの亡霊」は9月15日より全国ロードショー。

映画「名探偵ポアロ：ベネチアの亡霊」本編映像（降霊会）