イエス・キリストの生涯を描く3DCGアニメ映画「キング・オブ・キングス」公開

“世界一有名なヒーロー”イエス・キリストの生涯を3DCGアニメーション映画化した「The King of Kings」が、「キング・オブ・キングス」の邦題で3月27日より東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開される。

本作は、「クリスマス・キャロル」で知られるチャールズ・ディケンズが子供たちのために執筆し、生前の出版を禁じていた「主イエスの生涯」にインスピレーションを得て製作されたもの。監督・脚本を担ったチャン・ソンホ率いる韓国のMOFAC STUDIOが30年以上のノウハウを注ぎ込み、10年の製作期間を掛けてイエスの誕生から復活までを描き出した。英語版の声優にはケネス・ブラナー、ユマ・サーマン、ローマン・グリフィン・デイヴィス、オスカー・アイザック、ピアース・ブロスナン、フォレスト・ウィテカー、ベン・キングズレーらが名を連ねる。

主人公チャールズ・ディケンズは、自作の朗読劇「クリスマス・キャロル」の舞台を5歳の末息子ウォルターのいたずらで台なしにされ、親子の関係をこじらせてしまう。妻キャサリンのアドバイスを受けたチャールズは、我が子のために執筆した特別な物語「王の中の王」をウォルターに読み聞かせることにした。それは2000年前、ベツレヘムで生まれたイエス・キリストの壮大な人生を描いたものだった。12歳で“神の子”としての使命を自覚し、30歳で洗礼を受け、弟子たちの目の前で多くの奇跡を起こし、人々に愛と赦しを説き続けるイエス。信仰が広まる一方、「神への冒涜だ」と敵意を募らせる者も。やがて最後の晩餐で自らの死と復活を予言したイエスは、十字架刑という試練の道を歩んでいく。

「キング・オブ・キングス」の配給はハークが担う。