坂本龍一のコンサート映画がアジア初上映、山形国際ドキュメンタリー映画祭のOP作品に

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山形国際ドキュメンタリー映画祭 2023(YIDFF 2023)のオープニング作品として、2023年3月に死去した坂本龍一のコンサート映画「Ryuichi Sakamoto | Opus」がアジア初上映。本映画祭のプロモーション映像がYouTubeで公開された。

「Ryuichi Sakamoto | Opus」場面写真 (c)2022 Kab Inc.

「Ryuichi Sakamoto | Opus」場面写真 (c)2022 Kab Inc.

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現在開催されている第80回ヴェネツィア国際映画祭でプレミア上映された「Ryuichi Sakamoto | Opus」は、空音央が監督を務めた作品。撮影は2022年9月に東京のNHK509スタジオで行われ、闘病生活を続けていた坂本が長年愛用したグランドピアノを演奏している。「ラストエンペラー」や「戦場のメリークリスマス」のメインテーマのほか、初めてピアノソロで演奏された「Tong Poo」など、坂本自身が選曲した20曲が収められた。空は「尊敬する作り手達の映画を紹介する山形国際ドキュメンタリー映画祭には、ずっといち観客として行きたいと思っていました。この作品が招待されたことをとても光栄に思います」と語っている。

「言葉の力」場面写真(提供:山形国際ドキュメンタリー映画祭)

「言葉の力」場面写真(提供:山形国際ドキュメンタリー映画祭)[拡大]

「白塔の光」場面写真(提供:山形国際ドキュメンタリー映画祭)

「白塔の光」場面写真(提供:山形国際ドキュメンタリー映画祭)[拡大]

またこのたびジャン=リュック・ゴダールの監督作「言葉の力」が本映画祭で上映されることが明らかに。これはペドロ・コスタの提案によるもので、特別招待作品として同監督の最新短編作「火の娘たち」と併映される。さらにチャン・リュルの最新作「白塔の光」がジャパンプレミア上映されることも発表された。

チェン・ジエレン(陳界仁)

チェン・ジエレン(陳界仁)[拡大]

タン・カイシン(陳凱欣)

タン・カイシン(陳凱欣)[拡大]

加えて新たな審査員も解禁に。アーティストで映像作家のチェン・ジエレン(陳界仁)がインターナショナル・コンペティション、映画作家でマルチアーティストのタン・カイシン(陳凱欣)がアジア千波万波の審査員として参加する。

山形国際ドキュメンタリー映画祭 2023は10月5日から12日に山形・山形市中央公民館、山形市民会館、フォーラム山形、やまがたクリエイティブシティセンターQ1ほかで開催。

「山形国際ドキュメンタリー映画祭 2023」プロモーション映像

山形国際ドキュメンタリー映画祭 2023

2023年10月5日(木)~12日(木)山形県 山形市中央公民館、山形市民会館、フォーラム山形、やまがたクリエイティブシティセンターQ1など

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ryuichi sakamoto @ryuichisakamoto

「Ryuichi Sakamoto | Opus」が山形国際ドキュメンタリー映画祭 2023(YIDFF 2023)のオープニング作品として、アジア初上映されます。
https://t.co/3hCIJcoHwi

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