映画「
行平は「実年齢より5、6歳上で、しかも16歳の娘がいる設定。なかなか自分の中からだけでは湧き出るものがなかった。実母やおばさん、役者の先輩方、いろいろなお母さんから話を聞いて、現場に臨みました」と述懐。娘・森村遥役の
第2部からの参加となった高石は「咲は過去が壮絶な役。自分のイメージだけではまかなえない部分もあって、調べたり音楽に力を借りたりしてできた役です。監督はすごく優しくて、自分が何かアクションを起こしても、それを受け入れてくれました」と回想。城定は「撮影の序盤にはもう『この人すごいな』と思って、好きなようにやってもらってました。後半、高石さんに持ってかれる映画になったと感じますね。高石さんの芝居を観ていると、ぐいぐい寄ってしまう。引き込まれる気がしました」と称賛の言葉を向ける。
「セフレの品格 初恋」の公開記念舞台挨拶で「行平さんが僕以外の人と触れ合っているのを見るのが嫌になってきた」と語っていた青柳。この発言を受け、行平と恋仲になっていく役柄に扮した石橋は「敵意とかはなかったです。でも物理的なデカさを感じて、余計なことはしないようにしてました(笑)。青柳さんはめっちゃ優しくしてくれて、ボクシングの試合シーンの前日とかには『明日、大丈夫?』とか心配もしてくれて」と明かす。さらに「でも芝居で嫉妬はしまくってました。現場でも、青柳さんと行平さんはイチャイチャしていて」と振り返ると、行平は「誤解がすごいな。カットがかかってからもイチャイチャしてたと思われる」、青柳は「それ、活字になったら本当に怖いぞ。誤解ですよ」と言葉足らずの石橋の説明に釘を差し、笑いを誘った。
前野は舞台挨拶の後半に登壇し、主題歌「ああ・・・」を生披露。「せっかくなら監督も一緒に……」ととぼけつつ、アコースティックギター1本の弾き語りで歌い上げた。壇上の隅で見ていた行平は、歌唱中に涙を堪える様子も。歌が終わると、行平と青柳は顔を見合わせて感動を共有する。青柳は「始まる前に泣くんでしょ?とかふざけてたんですけど、本当に危ないですね」と吐露した。
映画を鑑賞したうえで「ああ・・・」を書き下ろした前野は「映画がとにかく素晴らしくて。本当にめちゃくちゃよくて、俳優の皆さんが本当に素晴らしかったんです。皆さんのことを好きになる映画」と、キャストに圧倒されるように後ずさりながらコメント。「映画を観終わって、すぐ作ろうと思ったんですけど、なんか自分がちょっと出ちゃう。『なんか表現しなきゃ』と。これは映画にとってよくない。それからKindleで原作を読んだらすごくて、監督が原作を非常に大事にしているのがわかった。もうぶわっと出てきたので、“Kindle、Kindle”しながら、一気に書きました」と制作時を振り返る。城定も「実は前編と後編でアレンジが違う。そこの聴き比べもしてみてください」と補足した。
最後には8月8日に32歳の誕生日を迎える行平を祝って、青柳がサプライズで花束をプレゼント。また城定が「現場で大変だった思い出が本当にないんです。皆さんが役を持ち寄ってくれて、それを料理するだけ。楽しくて風通しのいい現場でした」と語り、イベントの幕を引いた。
※「セフレの品格 初恋 / 決意」はR15+指定作品
※高石あかりの高は、はしごだかが正式表記
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