湊よりこによるレディースコミックシリーズ「セフレの品格(プライド)」を、「アルプススタンドのはしの方」「恋のいばら」などの監督・
2011年に連載開始した原作は、女性読者を中心にシリーズ累計425万部を超えるヒット作。同窓会で再会した男女の、結婚でも恋愛でもない“体だけの関係”を通して、登場人物たちの複雑な感情のもつれや性の欲求が大胆に描かれてきた。映画では同窓会での再会から、2人の心情・関係性が移り変わるさまが「セフレの品格(プライド)初恋」と「セフレの品格(プライド)決意」の2本にわたってつづられる。
派遣社員として働きながら、女手一つで娘を育てているバツ2の主人公・森村抄子を演じたのは「私の奴隷になりなさい第2章 ご主人様と呼ばせてください」で初主演を務め、ドラマ「リバーサルオーケストラ」に出演中の
ダブル主演を務めた行平と青柳、監督の城定、原作者の湊によるコメントは以下の通り。
行平あい佳 コメント
湊先生の描く世界に、城定監督の切り取る世界が重なった中で演じるのはとても楽しい時間でした。
原作の優しい線画にリスペクトを込めて抄子を作りました。
撮影が終わった今でも、彼女はロマンチストだったのか?と考えることがあります。
その度に、一度しかない初めてを、どうにも大切にできる人だと愛しく思います。
抄子と一樹を通して、皆様にとっての「初めてを残していった誰か」を思い出しに、
劇場にいらしてください。
青柳翔 コメント
湊よりこさん原作
監督 城定秀夫
お話しを頂いた時に参加させて頂きたいとお願い致しました。
コロナ禍で撮影が延期になり、始動するとお話し頂いた時には坊主で増量中。
このままでは原作ファンの方々を失望させてしまうと思い。
本気で取り組みたいので時期を遅らせてくれとわがままを押し通してしまった作品です。
体だけの関係。
恋はいつか終わる。
作品を撮り終わった今でも恋や愛などそうゆう括りだけでは言い表せない関係に答えが見つかりませんが、人間の恐ろしさや哀しみもこのストーリーには組み込まれています。
是非劇場でご覧ください。
個人的には
どこからがR15でどこからがR18の監督の判断が早すぎるのがツボでした。
城定秀夫 コメント
今の時代、このタイトルに眉をしかめる方も少なからずいると思いますが、多様性が叫ばれる今の時代だからこそ観て頂きたい作品でもあります。
「セフレ」というのもまた人間関係の形のひとつであり、幸せの形のひとつである、という思いで二人に寄り添い、長年エロい映画を作り続けてきた監督としての矜持をもって、真正面からエロスに向き合って撮り上げました。
原作ファンのみならず多くの方に観て頂きたく思っております。
湊よりこ コメント
昔から今でも、映画が大好きです。
映画館で予告を観るのも好きだし、レディースデイにふかふかのプレミアム席で映画を観るのも、
私にとって、とても贅沢な時間です。
数々の映画からインスピレーションを受け、30年以上漫画を描いてきた私ですが、
今回大きなプレゼントをいただきました。
「セフレの品格(プライド)」の映画化!!
驚きと嬉しさの入り混じった気持ちで、今もいっぱいです。
私の手を離れて新たに生まれ変わるこの作品への期待で、胸が高鳴っています。
いつも「セフレの品格(プライド)」を応援してくださる読者の皆様、仕事関係の方々、映画関係の方々、
本当にありがとうございます! 映画の公開日を心待ちにしています。
関連記事
城定秀夫の映画作品
リンク
あぺみママ(🇯🇵BL用) @NGvge
セフレの品格……? https://t.co/aCzNCszhEG