ローマ教皇フランシスコに迫る記録映画が公開、監督はジャンフランコ・ロージ

ローマ教皇フランシスコに迫るドキュメンタリー「In Viaggio: The Travels of Pope Francis（英題）」が、「旅するローマ教皇」という邦題で今秋より順次公開される。

ローマ教皇が2013年から世界53カ国を巡った、37回の旅路を追った本作。難民問題や紛争に苦しむ中東やアフリカに加え、アメリカ、アラブ首長国連邦、日本に赴く様子が収められており、カトリック教会で起きた性的虐待について謝罪する姿も映し出される。監督は「ローマ環状線、めぐりゆく人生たち」「海は燃えている～イタリア最南端の小さな島～」「国境の夜想曲」といったドキュメンタリーで知られるジャンフランコ・ロージが務めた。

第79回ヴェネツィア国際映画祭のアウト・オブ・コンペティション部門に正式出品された「旅するローマ教皇」は、東京のBunkamura ル・シネマ 渋谷宮下、新宿武蔵野館ほか全国でロードショー。