特集「イスラーム映画祭8」2月から順次開催、日本初公開作やセザール賞受賞作を上映

特集上映「イスラーム映画祭8」が、2月18日から24日にかけて東京・ユーロスペースで開催される。

2015年12月にスタートし、中東、北アフリカ、西南アジアなどに広がるイスラーム文化圏の映画を紹介してきた同特集。今回はパレスチナ人作家ガッサーン・カナファーニーの代表作をもとにした「太陽の男たち」、警官による性暴行事件を題材にした社会派ドラマ「マリアムと犬ども」、ウクライナ発祥のフェミニズム団体“フェメン”の元メンバーであるアミーナ・サブウィとチュニジアの性的少数者コミュニティを描いたドキュメンタリー「陽の届かない場所で」がラインナップに入った。さらに第41回セザール賞で作品賞を獲った「ファーティマの詩（うた）」、移民カップルのルーツ探しを描く「エグザイル 愛より強い旅」、ナディーン・ラバキーの長編デビュー作「キャラメル」などもスクリーンにかけられる。

なお同特集は3月頃に愛知・名古屋シネマテーク、4月29日から5月5日にかけて兵庫・元町映画館でも開催。

イスラーム映画祭8

2023年2月18日（土）～24日（金）東京都 ユーロスペース
2023年3月頃 愛知県 名古屋シネマテーク
2023年4月29日（土・祝）～5月5日（金・祝）兵庫県 元町映画館
＜上映作品＞
「太陽の男たち」※劇場初公開
「マリアムと犬ども」※日本初公開
「陽の届かない場所で」※日本初公開
「ファーティマの詩」※日本初公開
「エグザイル 愛より強い旅」
「キャラメル」
「そこにとどまる人々」
「キャプテン アブ・ラエド」
「午後の五時」
「わたしはバンドゥビ」
「私たちはどこに行くの？」
「長い旅」
「ソフィアの願い」
「ガザを飛ぶブタ」