ガザ地区で自由を求めサーフィンに興じる若者たちを追ったドキュメンタリー公開

パレスチナ自治区ガザで自由を求め、サーフィンに興じる若者たちの姿を捉えたドキュメンタリー映画「ガザ・サーフ・クラブ」が1月13日より東京のシアター・イメージフォーラムほか全国で順次公開される。

約200万人の人々が狭い土地に閉じ込められ、経済封鎖が続き“天井のない監獄”と称されるガザ地区。2023年10月7日以降はイスラム組織ハマスとイスラエルの軍事衝突が激化し、連日多数の死傷者が発生している。

2014年のハマスとイスラエル間の紛争でも、多くの人命が奪われた。しかし厳しい制裁にもかかわらず、多大な努力の末に約40本のサーフボードがガザに持ち込まれると、ガザ市のサーフコミュニティはにわかに盛り上がり、若者たちは自由を求めて海に繰り出していく。映画ではフィリップ・グナートとミッキー・ヤミネが監督を務めた。

映画「ガザ・サーフ・クラブ」予告編