和山やまのマンガ「カラオケ行こ!」を山下敦弘×野木亜紀子で実写映画化

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和山やまのマンガ「カラオケ行こ!」の実写映画化が決定。山下敦弘が監督、野木亜紀子が脚本を担当することがわかった。

映画「カラオケ行こ!」実写映画化決定ビジュアル

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カラオケ行こ!」は合唱部部長の中学生・岡聡実(おかさとみ)が、ヤクザの成田狂児(なりたきょうじ)から歌のレッスンを頼まれることで展開する物語。ヤクザの組のカラオケ大会で最下位になった者に待ち受ける“恐怖”を回避するため、狂児は何が何でも歌を上達させなければいけない。そんな彼に聡実が嫌々ながら歌唱指導を行っていくうち、2人の間には奇妙な友情が芽生えていく。

聡実役はオーディションで決定することが明らかに。応募資格は満12歳~16歳までの男性。歌唱や演技経験、変声期の有無は問わない。プロかアマチュアかも不問。応募受付は6月13日から7月15日まで。詳細は映画公式サイトから確認しよう。

和山は「監督の山下敦弘さん、脚本の野木亜紀子さんの作品は元々大好きでしたので、融合して新たに生まれる『カラオケ行こ!』が楽しみで仕方がないです」とコメント。山下は「魅力的で面白い原作だが、生身の人間が演じる“映画”という表現において、監督としての課題は多い。しかし、バディものを得意とする野木亜紀子さんが脚本を書く。面白くならないわけがない」、野木は「あの“和山やまワールド”を、どうすればフィルムに落とし込めるのか。正直なところ全く自信がありませんが、山下監督ならあの空気を醸し出せるのではないかと、このたびの座組を心強く思います」と述べている。

カラオケ行こ!」は2023年に全国公開予定。

和山やま コメント

この漫画は元々邦画への憧れから描いたものでした。今回映画として形になるのが本当に嬉しく思います。また、監督の山下敦弘さん、脚本の野木亜紀子さんの作品は元々大好きでしたので、融合して新たに生まれる「カラオケ行こ!」が楽しみで仕方がないです。

山下敦弘 コメント

昔から男たちが見つめ合う映画が好きだった。“見つめ合う”と書くと、なんだか恋愛ドラマのようなニュアンスにも思えてくるが、それだけではない。男の友情や切なさを描いた映画、つまりは“バディもの”と呼ばれるジャンルに心惹かれてきた。
「カラオケ行こ!」に出てくるバディはヤクザと中学生。年齢も住む世界も違う二人が“歌”をきっかけに出会い、不思議な友情が生まれる。魅力的で面白い原作だが、生身の人間が演じる“映画”という表現において、監督としての課題は多い。しかし、バディものを得意とする野木亜紀子さんが脚本を書く。面白くならないわけがない。自分のルーツである“見つめ合う男たち”を最高の布陣で作れることに、今から楽しみでしょうがない。

野木亜紀子 コメント

あの“和山やまワールド”を、どうすればフィルムに落とし込めるのか。正直なところ全く自信がありませんが、山下監督ならあの空気を醸し出せるのではないかと、このたびの座組を心強く思います。和山先生が生み出した、愛すべき聡実くんと狂児を壊さぬよう、慎重に、映画としてのベストを尽くしてまいります。

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(c)2023「カラオケ行こ!」製作委員会 (c)和山やま/KADOKAWA

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てれびのスキマ/戸部田 誠 @u5u

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