名古屋・シネマスコーレ支配人を追うドキュメンタリー、全国で公開

愛知・名古屋にあるミニシアター、シネマスコーレの支配人・木全純治を追ったドキュメンタリー「シネマスコーレを解剖する。～コロナなんかぶっ飛ばせ～」が全国で順次公開される。

メ～テレが制作し、2月に名古屋で先行公開した本作。2021年3月に中部地区で放送された「メ～テレドキュメント 復館 ～シネマとコロナ～」に未公開シーンや継続取材した映像を加え、劇場用に再編集した。コロナ禍により、開館以来初めて休館に追い込まれるなどの苦境に見舞われながらも、笑顔を絶やさず、映画文化の多様性を守るために奮闘する支配人に迫る。菅原竜太が監督を務めた。

本作にはシネマスコーレ創設者でもある若松孝二や、奥田瑛二、井浦新、入江悠、瀬戸慎吾、足立正生、副支配人の坪井篤史らが登場。韓英恵が語りを担当した。YouTubeでは予告編が公開されている。

「シネマスコーレを解剖する。～コロナなんかぶっ飛ばせ～」は7月2日より東京・K's cinema、16日より大阪のシネ・ヌーヴォでロードショー。そのほかシネマスコーレ、兵庫・元町映画館、神奈川のシネマ・ジャック＆ベティ、静岡の静岡シネ・ギャラリー、石川・シネモンド、京都・京都みなみ会館、新潟のシネ・ウインドでも上映される予定だ。