東京2020オリンピック公式映画「SIDE:A」がカンヌ公式セレクションに選出

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河瀬直美が総監督を務める「東京2020オリンピック SIDE:A」が第75回カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクション「CANNES CLASSICS」部門に選出された。

「東京2020オリンピック SIDE:A/SIDE:B」ビジュアル

「東京2020オリンピック SIDE:A/SIDE:B」ビジュアル

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「東京2020オリンピック」の公式映画である本作。「SIDE:A」では表舞台に立つアスリートを中心としたオリンピック関係者、「SIDE:B」ではアスリートを支える大会関係者、一般市民、ボランティア、医療従事者、開催に反対する人々など非アスリートに焦点を当てる。

河瀬直美

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河瀬は「今回、世界最高峰の映画祭カンヌが文化遺産としての映画を選ぶ部門である『カンヌクラシックス』に、本作『東京2020』を、新作であるにも関わらず選んでいただいたのは、この映画に託された時代の証言を、未来永劫100年先までも、語り伝えたいと評価してくださったということの表れだと感じています」とコメントした。

「東京2020オリンピック SIDE:A」は6月3日、「東京2020オリンピック SIDE:B」は6月24日に全国で公開。

※河瀬直美の瀬は旧字体が正式表記

河瀬直美 コメント

この度は、カンヌ映画祭より公式招待を受けましたこと、大変嬉しく存じます。カンヌへの招待はこれまでコンペティション部門へのものだったので、今回、コンペではなく公式にカンヌが上映の機会を与えてくださったことに喜びを感じずにはいられません。と申しますのも、本作「東京2020」はドキュメンタリー作品であり、公式映画としてオリンピック文化遺産財団で永久に保存されるという作品でもあります。
そして今回、世界最高峰の映画祭カンヌが文化遺産としての映画を選ぶ部門である「カンヌクラシックス」に、本作「東京2020」を、新作であるにも関わらず選んでいただいたのは、この映画に託された時代の証言を、未来永劫100年先までも、語り伝えたいと評価してくださったということの表れだと感じています。今回は今年のカンヌのラインナップが発表されてから、2週間以上時間が経った先週末、最高責任者のティエリーフレモーから直接、招待の連絡が入りました。パンデミック下で、自らの場を奪われたさまざまな人々の想いを紡ぐように、「人生の金メダリスト」とは...をテーマに、東京2020に集ったアスリートの姿を通して表現した本作。それが、記念すべき75回目の節目を迎えるカンヌからの正式招待を受けたことは、この先の未来へ大きく拓いてゆく形として、最高の舞台を用意されたのだと、その誉れを関係各位に感謝と共に届けたいと思います。
新緑の頃、若葉が柔らかな日差しにキラキラと輝く生命力、その光が世界の人々を照らし、ささやかでも、かけがえのない日々を慈しむことができますように。祈念すると共に、ご報告申し上げます。

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(c)2022-International Olympic Committee- All Rights Reserved.

読者の反応

Ling @LittlebittyLin

@eiga_natalie 河瀬直美さん、セクハラパワハラ騒動で、カンヌどころじゃなくなりそうだけど、どうなるんだろう。

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