入江悠×福田沙紀「シュシュシュの娘」1週間限定の東京凱旋上映が決定

入江悠が監督、福田沙紀が主演を務めた「シュシュシュの娘」が12月4日から1週間限定で東京・K's cinemaで上映される。

入江の故郷である埼玉・深谷をもじった架空の田舎街“福谷”を舞台に、市役所に務める25歳の女性・鴉丸未宇を主人公にした本作。一家の恩人が理不尽な文書改ざんを命じられ自殺したことをきっかけに、不正と闇がはびこる行政との戦いに身を投じるさまが描かれる。福田が未宇を演じたほか、吉岡睦雄、根矢涼香、宇野祥平、井浦新らが出演した。

「SR サイタマノラッパー」3部作で知られる入江が「コロナ禍で苦境に陥った全国のミニシアターをもう一度巡りたい。映画館の熱をもう一度取り戻したい」という思いのもと、9年ぶりとなる自主映画として製作。キャストはプロアマ問わずオーディションで集い、クラウドファンディングを利用して資金を募った。2021年8月に封切られ、現在も全国のミニシアターを巡回中。K's cinemaでは久しぶりの東京凱旋上映となる。

上映は12月10日まで。連日21時からのレイトショーとなる。劇場関係なく過去に使用した「シュシュシュの娘」の半券を提示すると1000円で鑑賞できるリピーター割を実施。