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「新型コロナウイルス・ソニーグローバル支援基金」による、映画製作プロジェクトとして生まれた本作。藤井、上田慎一郎、三島有紀子それぞれが率いるチームに一般公募で選ばれた新人を含む9名の監督が集い、短編12本の製作を行った。藤井チームは“成長への気づき”、上田チームは“感触”、三島チームは“共有”をテーマとしている。
藤井チームによる4作品のうち、藤井が手がけた「名もなき一篇・アンナ」は喪失感を抱える男と、彼の前に突然現れた女性アンナの時空を超えた旅を追う物語。
映像には
藤井は“成長への気づき”という題材について「自分が解釈したのは“道のり”だったのかなと。自分たちでカメラを買って、最初に10万円とかで自主映画を撮っていたのですが、その中で確実に “成長”というものはあるわけで。あの辛い時期があったからこそ、自分が若い作家たちにしてあげられることは自分にしかできないことだと思います。今回やる自分の作品もそういうものを大事にしてできたらなと思っています。ただ、非常に難しいテーマだとも思っています」と述懐した。
「DIVOC-12」は10月1日より全国ロードショー。
映画ナタリー @eiga_natalie
横浜流星とロン・モンロウが寄り添う「DIVOC-12」藤井道人チームの予告(コメントあり)
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