暴かれたアメリカの闇とは、J・フォスターが弁護士演じた「モーリタニアン」予告編

「モーリタニアン 黒塗りの記録」の予告編がYouTubeで公開された。

アメリカ同時多発テロに関与した容疑で拘束されたモーリタニア人、モハメドゥ・ウルド・スラヒの「グアンタナモ収容所 地獄からの手記」をもとにした本作。モハメドゥをタハール・ラヒムが演じ、弁護士ナンシー・ホランダーにジョディ・フォスター、ナンシーの助手テリーにシャイリーン・ウッドリー、アメリカ軍中佐スチュアート・カウチにベネディクト・カンバーバッチが扮した。

予告編はグアンタナモ米軍基地に収容されているモハメドゥを、ナンシーとテリーが訪ねる場面から始まる。3年間拘束され無実を訴えるモハメドゥの代理人になるナンシー。一方、テロの再発を恐れるアメリカ政府は「モハメドゥを必ず死刑に」とスチュアートに厳命する。映像には、大部分が黒く塗りつぶされた政府の資料や、「私の知らないところで陰謀が動いている」と困惑するスチュアート、「真実を知らないと弁護できない」とモハメドゥに訴えるナンシーの姿なども収められた。「暴かれたアメリカの闇」というナレーションも。

「消されたヘッドライン」のケヴィン・マクドナルドが監督を務めた「モーリタニアン 黒塗りの記録」は10月29日より東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国でロードショー。