小宮有紗の初主演作「13月の女の子」東京で上映延長、藤井道人の応援コメントも

東京の池袋シネマ・ロサで、「13月の女の子」の上映延長が決定した。

小宮有紗が映画初主演を務める本作は、親友を亡くした引っ込み思案の女子高生・穴森一穂を主人公にしたSF青春ドラマ。悲しみに暮れる彼女は、夜の校舎で謎の転校生と出会う。小宮が一穂、秋本帆華（TEAM SHACHI）が一穂の親友・唐木田巫女、萩原みのりが転校生の浮間莉音を演じた。

8月15日に池袋シネマ・ロサで公開された本作。本来上映は9月4日までの予定だったが、11日まで延長されることとなった。この決定を受け監督の戸田彬弘は「今、このコロナ禍の中、リスクを背負うことになっても劇場に足を運んでくださった沢山のお客様のおかげです。シネマ・ロサさんも、感染対策を徹底してくれています。厳しい状況が続きますが、スクリーンを守るためにも映画館に少しでもお客様が来てくださることを願います」と喜びを語っている。また本作は、栃木・シネマロブレでは9月18日、愛知・シネマスコーレでは9月19日、京都・出町座では10月2日、大阪のシネ・ヌーヴォでは10月3日に公開されるほか、福岡・KBCシネマで10月10日から上映されることも決まった。

さらにこのたび、「新聞記者」「宇宙でいちばんあかるい屋根」の藤井道人から感想コメントが到着。「『13月』というディストピアを、写実的に、美しく切り取っている。先の読めない今を生きている私たちに、優しく寄り添ってくれる作品でした」とメッセージを寄せた。

戸田彬弘 コメント

上映延長の報告を受けて、本当に嬉しく思っています。
今、このコロナ禍の中、リスクを背負うことになっても劇場に足を運んでくださった沢山のお客様のおかげです。
シネマ・ロサさんも、感染対策を徹底してくれています。
厳しい状況が続きますが、スクリーンを守るためにも映画館に少しでもお客様が来てくださることを願います。
それは、この映画でなくとも、今公開されている全ての映画に対しての思いです。興味がある映画がありましたら、是非とも映画館でご覧頂きたい。
みんなで「場」を守ることが急務だと、一人の映画人として感じております。
本当にありがとうございます。