第33回東京国際映画祭が3部門を統合、観客賞競う新セクション設ける

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第33回東京国際映画祭で、「インターナショナルコンペティション」「アジアの未来」「日本映画スプラッシュ」を統合した新部門「TOKYOプレミア2020」が作られることが明らかになった。

第33回東京国際映画祭 ロゴ

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第33回東京国際映画祭 ビジュアル

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「TOKYOプレミア2020」では日本、日本以外のアジア、欧米といった地域のバランスは保ちながら、従来の3部門の選定視点も残した30本程度のプログラムを予定。さまざまな賞を競う形ではなく、「TOKYOプレミア2020」の全作品を対象に観客が投票を行う「観客賞」が設けられる。

また今回の上映作品の選定は、外部専門家も協力する委員会制の合議のもと進められることとなった。「第33回東京国際映画祭 作品選定コミッティメンバー」として早稲田大学名誉教授の安藤紘平、東京国際映画祭シニア・プログラマーの石坂健治、映画プロデューサーの市山尚三のほか、映画ジャーナリストの金原由佳と関口裕子、東京国際映画祭シニア・プログラマーの矢田部吉彦が名を連ねる。

さらに東京フィルメックスとの連携を深め、「カンヌ監督週間」と似た形で、時期をほぼ同じくして開催。映画界の連帯強化という理念のもと、相互乗り入れ効果を狙う。第33回東京国際映画祭は映画館でのフィジカルな上映を基本とし、シンポジウムやゲストのトークなどでオンラインも活用していく考えを明らかにしている。

第33回東京国際映画祭は、10月31日から11月9日にかけて東京・六本木ヒルズ、EX THEATER ROPPONGIほかで開催。

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