本作は19世紀末から20世紀初頭、“ベル・エポック”と呼ばれた時代のフランス・パリを舞台にした長編アニメーション。少女ディリリとパリの配達人オレルが時代を彩った天才たちに出会い、街を騒がす誘拐事件の謎を解いていくさまが描かれる。日本語吹替版には、
戦後の日本アニメーションの礎を築き、多くの制作者に影響を与え、2018年に死去した高畑。オスロとは2002年から親交があり、彼の長編映画デビュー作「キリクと魔女」の日本語版では、スタジオジブリ協力のもと、翻訳と演出を担当している。続く「アズールとアスマール」でも高畑は日本語版の監修、翻訳、演出を手がけ、三鷹の森ジブリ美術館が配給した。
日本のアニメーション監督で対談したい人物を問われたときに「高畑さんです」と即答したというオスロ。映像の中で「彼と知り合えたのは幸運だったし、私を気に入ってもらえたのも幸運でした。私のほうが最初に好きになったんですよ。出会いは聴衆の面前でした。そういう機会が何度もありました」と語っている。なおこの一部映像を含むインタビューは、ソフトの映像特典に収録される予定だ。
ミッシェル・オスロの映画作品
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【スタジオジブリニュース】ミッシェル・オスロが明かす高畑勲との思い出「ディリリとパリの時間旅行」ソフト発売
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