「ポーランド映画祭2019」11月開催、ポランスキーの短編集は生演奏付き

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「ポーランド映画祭2019」が、11月10日から23日にかけて東京の東京都写真美術館ホールで開催される。

「ナスターシャ」写真提供:松竹

「ナスターシャ」写真提供:松竹

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「愚行録」 (c)2017『愚行録』製作委員会

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シャザ

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日本とポーランドの国交樹立100周年にあたる今年、8度目の開催を迎える本映画祭。両国に関連のある作品で組まれた特集では、アンジェイ・ワイダが監督を務め坂東玉三郎が主演した「ナスターシャ」や、ポーランドのウッチ映画大学で演出を学んだ石川慶による「愚行録」などがスクリーンに。また上映に合わせて生演奏を行う音楽ユニット・シャザが、ロマン・ポランスキーの「ポランスキー短編集」、ヴワディスワフ・スタレーヴィチの「スタレヴィチ アニメーション短編集」でパフォーマンスを披露する。

「沈黙の声」

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「尋問」

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そのほかポーランドの近年の映画を紹介する「ポーリッシュ・シネマ・ナウ!」では、ヤツェク・ブロムスキの政治スリラー「ソリッド・ゴールド」など6本を上映。追悼上映と題された特集では、2018年12月に死去したカジミェシュ・クッツの「沈黙の声」、2019年6月にこの世を去ったリシャルト・ブガイスキの「尋問」をスクリーンにかける。さらに「アンジェイ・ワイダの世界」「ポーランド民主化30周年記念」「コメダの奏でるポーリッシュ・ジャズ」などの特集プログラムが編まれた。

映画祭の監修を担当するイエジー・スコリモフスキによるトークショーも、期間中に実施。なお本映画祭は11月9日から22日にかけて京都・出町座、同志社大学でも開催される。上映作品は東京と異なるため、後日発表される詳細は映画祭公式サイトで確認しよう。

ポーランド映画祭2019

2019年11月10日(日)~23日(土・祝)東京都 東京都写真美術館
※11月11日(月)、18日(月)は休館
特別鑑賞券(2回券)料金:2000円
当日券料金:一般 1500円 / シニア 1100円 / 大学生以下、障害者手帳の所有者 1000円

<上映作品>

日本─ポーランド国交樹立100周年

「ナスターシャ」
「アンジェイ・ワイダの建築へかける情熱」
人形
「愚行録」

ポーリッシュ・シネマ・ナウ!

「ユリウシュ」※ジャパンプレミア
「パラグアイへのパスポート ポーランド外交における秘話」
「パニック・アタック」※ジャパンプレミア
「ソリッド・ゴールド」※ジャパンプレミア
「執事の人生」※ジャパンプレミア
「ザ・ベスト」※ジャパンプレミア

アンジェイ・ワイダの世界

THE DEAD CLASS 死の教室
灰とダイヤモンド(デジタルリマスター版)
「ワイダ映画学校短編集」(「彼女の事情」「ゲーム」「ワイダの目、ワイダの言葉」の3本立て)

ポーランド民主化30周年記念

「月曜日が嫌い」
COLD WAR あの歌、2つの心
イーダ

コメダの奏でるポーリッシュ・ジャズ

「コメダ・コメダ」
バリエラ

追悼上映

「沈黙の声」
「尋問」

シャザ─摩訶不思議な音楽体験

「ポランスキー短編集」
「スタレヴィチ アニメーション短編集」

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岩本太郎 @iwamototaro

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