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是枝裕和「真実」がヴェネツィア映画祭のオープニング作品に、日本人監督では史上初

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是枝裕和(左)、「真実」場面写真(右上と右下)。

是枝裕和(左)、「真実」場面写真(右上と右下)。

是枝裕和が監督、脚本、編集を担当した「真実」が第76回ヴェネツィア国際映画祭のオープニング作品に決定。コンペティション部門に出品されることもわかった。

本作は母と娘の間に隠された、ある真実を巡る物語。カトリーヌ・ドヌーヴが自伝を出版する国民的大女優ファビエンヌ、ジュリエット・ビノシュがアメリカで脚本家として活躍する娘リュミール、イーサン・ホークがリュミールの夫であるハンクに扮する。「モーターサイクル・ダイアリーズ」「イントゥ・ザ・ワイルド」のエリック・ゴーティエが撮影を担当。全編フランスで撮影が行われた。

是枝は今回の決定に際し「大変光栄です。映画祭関係者の皆さんにまず感謝致します。撮影は昨年の秋に10週間パリで行いました。発表された通り、キャストは本当に華やかなのですが、物語の七割は家の中で展開していく、小さな小さな、家族のお話です。その小さな宇宙の中に出来る限りの後悔や嘘や見栄や寂しさや、和解や喜びを詰め込んでみました」とコメント。なお日本人監督の作品がヴェネツィア国際映画祭のオープニングを飾るのは初となる。

「真実」は10月11日より東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国でロードショー。第76回ヴェネツィア国際映画祭はイタリア現地時間8月28日から9月7日にかけて開催される。

是枝裕和 コメント

私の新作「真実」が、ヴェネチア国際映画祭のコンペティション部門オープニング作品に選ばれたという嬉しいお知らせを頂きました。大変光栄です。映画祭関係者の皆さんにまず感謝致します。撮影は昨年の秋に10週間パリで行いました。発表された通り、キャストは本当に華やかなのですが、物語の七割は家の中で展開していく、小さな小さな、家族のお話です。
その小さな宇宙の中に出来る限りの後悔や嘘や見栄や寂しさや、和解や喜びを詰め込んでみました。どうぞ、お楽しみください。

Photo L. Champoussin (c)3B-分福-Mi Movies-France 3 Cinema

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