佐藤浩市×渡辺謙「Fukushima 50」に吉岡秀隆、安田成美が出演

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佐藤浩市渡辺謙が共演する「Fukushima 50」に、吉岡秀隆安田成美が出演することが明らかになった。

左から吉岡秀隆、安田成美。

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左から佐藤浩市、渡辺謙。

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「Fukushima 50」第1弾ビジュアル

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本作は、門田隆将によるノンフィクションをもとに、東日本大震災時の福島第一原発事故を描く作品。事故当時、福島第一原発1・2号機の当直長だった伊崎利夫を佐藤、福島第一原発所長・吉田昌郎を渡辺が演じる。

吉岡は、プラントエンジニアで福島第一原発5・6号機当直副長の前田拓実役で出演。伊崎らが担当する1・2号機へ応援に駆け付け、内部の圧力が急上昇した原子炉格納容器の爆発を防ぐため、強制的に中の空気を抜いて圧力を下げるベントという作業を行うメンバーに志願する。安田は、吉田が指揮する免震重要棟の緊急対策室で働く総務班職員・浅野真理役としてキャスティングされた。作業員の安全確保に尽力し、本店とのやり取りに奔走する吉田を支える役どころだ。

死を覚悟し、危険な作業に挑もうとするエンジニアに扮した吉岡は「福島第一原発事故は現在進行形であり、今も戦い続けている人たちの心にも響く映画になればと思っています」と述べ、福島第一原子力発電所で数少ない女性職員を演じる安田は「原作『死の淵を見た男』を読んで、当時原発内にいた人たちが戦場のような現場で命を懸けて戦っていたというのがわかりました。その熱い思いを伝えられたらと思います」と語った。

NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」の前川洋一が脚本を手がけ、映画「沈まぬ太陽」の若松節朗がメガホンを取った「Fukushima 50」は2020年3月に全国でロードショー。

吉岡秀隆 コメント

福島第一原発事故は現在進行形であり、今も戦い続けている人たちの心にも響く映画になればと思っています。この事故は戦後最大の日本の危機でしたが、そこに踏みとどまった人たちがいたという事実があります。今後それを知らない世代が生まれた時にも、「Fukushima 50」がその歴史を知るための一つの礎となり、未来に向かっていくための映画の一つになってほしいと思っています。

安田成美 コメント

あまりにすごいセットとエキストラの方々の数に大変緊張しました。原発事故は処理がまだまだこれからです。たくさんの人にこの映画をご覧いただき、感じてもらえることがあればと思っています。原作「死の淵を見た男」を読んで、当時原発内にいた人たちが戦場のような現場で命を懸けて戦っていたというのがわかりました。その熱い思いを伝えられたらと思います。

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(c)2020『Fukushima 50』製作委員会

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