原恵一「バースデー・ワンダーランド」がアヌシーに出品決定、松岡茉優ら祝福

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原恵一の監督最新作「バースデー・ワンダーランド」が、アヌシー国際アニメーション映画祭2019の長編コンペティション部門にノミネートされた。

「バースデー・ワンダーランド」

「バースデー・ワンダーランド」

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「バースデー・ワンダーランド」ポスタービジュアル

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同映画祭は、カンヌ国際映画祭から独立する形で1960年に設立。原は2011年に「カラフル」で長編部門の特別賞と観客賞、2014年に「百日紅~Miss HOKUSAI~」で長編部門の審査員賞に輝いた。本作で長編コンペティション部門の最高賞にあたるクリスタル賞(グランプリ)を受賞すれば、宮崎駿、高畑勲、湯浅政明に続く日本人4人目の快挙となる。アヌシー国際アニメーション映画祭2019は、フランス現地時間6月10日にスタート。クリスタル賞の結果は最終日の6月15日に発表される。

このたび原、本作の主人公・アカネに声を当てた松岡茉優、キャラクター / ビジュアルを担当したロシア人アーティストのイリヤ・クブシノブからコメントが到着。原は「また呼んでいただけるのはとても嬉しいです。きっとお客さんにも喜んでいただける作品になっているのでリアクションが楽しみです」と語り、松岡も「原監督の映画体験を、海外の方にも感じて頂けるチャンスが増えそうで嬉しいです」と感激を伝えた。

「バースデー・ワンダーランド」は、柏葉幸子による児童文学「地下室からのふしぎな旅」を原作としたファンタジー。4月26日に全国で公開される。

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(c)柏葉幸子・講談社/2019「バースデー・ワンダーランド」製作委員会

原恵一 コメント

3度目のアヌシーですので非常に光栄に思っています。過去に2回行っているので映画祭のお客さんが作品を楽しんでくれている雰囲気とかは、わかっているのでとても好感を持っています。その映画祭にまた呼んでいただけるのはとても嬉しいです。きっとお客さんにも喜んでいただける作品になっているのでリアクションが楽しみです。

松岡茉優 コメント

原監督の映画体験を、海外の方にも感じて頂けるチャンスが増えそうで嬉しいです。たくさんの方にこの映画の、たくさんの色たちが届き、幸せ色に満たされることを心から願っています。

イリヤ・クブシノブ コメント

子どもの頃から夢だったアニメーションの仕事。その最初の仕事が「バースデー・ワンダーランド」で、原監督とご一緒できたことだけでもとても嬉しかったのに、さらにこの作品がアヌシー映画祭にノミネートされるなんて本当に夢みたいです。アヌシーで世界中の人に会えるのが楽しみです!

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