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河本ほむらと
ドラマのシーズン1とシーズン2でも主演を務めた浜辺は、この映画版を「オリジナル脚本なので、誰が勝つかわからない。誰がトーナメントを制するのか楽しみにしていただきたい」とアピール。映画版で初めて賭場に上がる鈴井涼太役の高杉は「役としてはもちろん、高杉真宙としても緊張感がありました。みんなここでずっと戦ってきたのか、と」と振り返る。また早乙女芽亜里役の森川は「シーズン1のとき監督に『アクションとダンスは本当に苦手です』って言ったら、『じゃあやろう』ってことで用意されてて……(笑)。ダメって言ったじゃないですか!」と嘆いた。
生徒会長・桃喰綺羅莉役の池田は、個性豊かなキャラを演じる共演陣の演技について「ちょっとうらやましかった。交ざりたいなと思いながらも、会長然とできるよう心がけていました」とコメント。木渡潤役の矢本は「めっちゃ幸せです。原作の木渡はちょこっと出てくるだけのキャラだけど、ドラマで自分のメイン回をやったり、オープニングをジャックさせてもらったり。映画でもおいしくやらせてもらって感無量です」と英に感謝を述べた。
オリジナルキャラの村雨天音を演じた宮沢は「監督に一言『とにかくかっこいい村雨をやってくれ』と言われて、もっとヒントを得たかった……」とぼやくが、浜辺から「宮沢さんのスタイルのよさに、監督も『日本映画を撮ってる感じがしない、海外ドラマみたい』と言っていました」と褒められ笑顔を見せる。ボーイッシュな新キャラ犬八十夢役の伊藤は、以前も英組に参加した経験があり「前回も髪を切る役で、今回も髪を切ってと言われて……次も英さんの作品に出たら、坊主にするんじゃないか」と心配していた。
キャストからさらなる続編の製作を熱望された英は「発表しましょうか。『賭ケグルイ』シーズン3! 映画2! ドーン!」とでまかせを言いながらスクリーンを指差す。しかしそこには何も投影されず、だまされたキャストたちは笑い合う。それでも英は「同じキャストで10年やりますから!」と断言。池田に「やもちゃん、10年後何歳?」と聞かれた矢本は「俺、40っすよ。俺(もうすぐ)ガキ産まれるんすよ? 『父ちゃん何歳?』って言われますよ(笑)」と力なく答えた。
ここでキャストらが、「この中で駆け引きがうまいと思うのは?」という質問に、指を差して答えることに。池田に多くの票が集まり、その理由を生志摩妄役の柳が「私が男だったら、エライザちゃんに手のひらの上で転がされたい。飼われたいです」と説明する。それに浜辺が「わかります!」とうなずいた。続いて「勝負強いと思うのは?」という質問が挙がり、浜辺と森川が票を二分。浜辺を指差した森川は「周りがどんな芝居をしても最後に全部持っていく」と話し、森川を指差した浜辺は「本番でよく(アドリブを)ぶっこんでいる。一発で決めていく感じがかっこいい」「やっぱりこのコンビ感がいいんだね」と言って笑顔を交わし合う。池田は「美波ちゃんはじゃんけんに負けるイメージがない」と言うが、実際に2人でじゃんけんをしたところ、池田があっさり勝利。浜辺は「そこは負けてもらわないと……!」と笑った。
最後に「勝負弱そうだと思うのは?」という質問が挙がると、いじられキャラの高杉がステージ中央にいざなわれる。そして全員から一斉に指差された高杉は「さっきの2つの質問で、誰にも指されてなかったのでうれしいです」とすべてを受け入れる。矢本は「寝起きの高杉真宙って全然かっこよくないんですよ。本番始まるとめちゃくちゃイケメンになるんですけど、俺はずっとかっこよくいてほしいんだよ!」と暴露。歩火樹絵里役の福原は「キャラクターがもう……弱い(笑)」と、皇伊月役の松田は「(高杉を)指しておけば間違いない。逆に器が広いってこと」と、五十嵐清華役の中村は「宿命なんですかね」とそれぞれ辛辣なコメントで笑いを起こした。しかし英が「本当は、芝居ではめちゃくちゃ勝負強い。噛まないし、かっこいい男です」と絶賛すると、高杉は胸に手を当てて感激していた。
「映画 賭ケグルイ」は5月3日に全国公開。ドラマ「賭ケグルイ season2」はMBS、TBSにて放送中だ。
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