河本ほむらと
2018年8月に18歳になった浜辺は、ドラマ1期以来8カ月ぶりの「賭ケグルイ」現場について「22時を越えても参加できるようになったので、みんなと朝から夜まで撮影させていただいています。みんなすごく仲がいいです」とうれしそうに語る。高杉は「ドラマ2期の序盤からポチではなくなるんですが、より一層ポチ感を出していきたいなと思って、夢子について行っています」と話す通り、本作でもハイテンションな芝居を披露。じゃんけんに参加しようとしない夢子に驚き、「え!? 行かないの!?」とリアクションするシーンの段取りが終わると、英から「素晴らしい! 鈴井あっての夢子だね」と絶賛の声が漏れる。また高杉は「このシーンは夢子さんがわりと上機嫌なので、僕も寂しくない。鈴井としては、いつも1人で騒いでいて、夢子から何も返ってこないのが普通なんです。だから受け答えがあるだけでうれしいです(笑)。監督からは『あとのことは考えずにどのシーンも全力で』と言われているので、全力で驚いて、叫んでいきたい」と意気込んでいた。
ドラマ1期では芽亜里が木渡からいじめを受けていたが、このシーンでは2人がペアを組むこととなる。その展開について、森川が英に質問したところ「『ドラえもん』でも、映画版だとのび太とジャイアンは仲いいじゃん。そういう感じだよ!」と説明されたそう。矢本は「どんな芝居をしても受けてくれるので、森川葵という存在はすごく心強い。今回ペアを組むのが彼女でよかった」と信頼を明かした。
撮影の合間には仲良く雑談しながら過ごしていたキャストたち。高杉は、矢本にお気に入りのゲームをオススメしていたかと思えば、「真宙、(出番を)楽しみにしてるね」と言われ「そういうプレッシャーのかけ方、やめてくださいよ!」と慌てる一幕も。そんな高杉について、矢本は「前は僕からいじっていたんですが、最近は『僕をいじってください』って顔をしてるんですよ。芝居が終わっているのに鈴井のキャラのままでいて、いじられ待ちしてたりして(笑)」と暴露した。
キャラクターたちが強烈な個性をぶつけ合う「賭ケグルイ」シリーズ。この現場でも、「先手必勝!」と背中合わせでポーズを決める芽亜里と木渡、ショートヘアで一人称が“俺”な犬八、そしてメガネ軍団を従えた皇らの、印象的な登場シーンが次々と撮影された。松田は「ドラマ1期では、自分がやりすぎたと思っても、オンエアを観ると『まだ行けるな』と感じたんです。とりあえず1期の自分は超えようと思います」と宣言。また森川は「私はやるだけやって、できあがったものを観て『ここまでぶっ壊れていたんだ!』と驚くという楽しみ方をしています。制御しなくなったほうがいい!」と断言し、矢本に「やっぱ葵先輩、最高っすね(笑)」と返される。映画版では説明ゼリフに苦労しているという中村は「それぞれネジの外れたキャラクターを、皆さんがしっかりと構築されていて、私は自分の役を忘れてしまうくらい視聴者目線になってしまうことがあります」と共演者たちの勢いについてコメントした。
本作では鈴井が賭場に参加するシーンがあることにも触れ、浜辺は「オリジナル脚本なので、たくさん出てくる新キャラとの賭場は、盛り上がると思います。いつも夢子の後ろについて回って、勉強していたであろう鈴井さんも参戦してくるので、そこも観ていただきたいなと思います!」と見どころを語った。
「映画 賭ケグルイ」は5月3日より全国でロードショー。ドラマ「賭ケグルイ season2」はMBSで3月31日、TBSで4月2日より放送される。
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