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テレビドラマ「賭ケグルイ」の劇場版となる本作では、ギャンブルの強さで階級が決まる私立百花王学園を舞台に、JKギャンブラー・蛇喰夢子の活躍を描く。高杉は夢子の案内係・鈴井涼太、森川は2年華組の凄腕ギャンブラー・早乙女芽亜里、宮沢は「非ギャンブル、不服従」をうたう白装束の集団・ヴィレッジのリーダー・村雨天音を演じた。
今日の鑑賞が2回目という観客が多く集まったこの日のイベント。監督、キャストによる副音声を聴きながら映画を楽しむことができるアプリ「副音声de賭ケグルイ」を使って鑑賞した観客も多く、3人は収録時を振り返った。高杉は監督の英勉が率先してしゃべっていたことに触れながら、「なぜか僕だけ部屋から退場させられて……」と述懐。機材の関係上、同時に収録できる人数から漏れてしまったそうで「大事なシーンだったのですごい寂しかった(笑)。でもみんなと映画を観たのは新鮮な感覚。楽しかったです」と明かした。
本作が公開されてから街中で声をかけられることが増えたという宮沢は「『氷魚くんですよね?』と言われると思ったら『天音っち』とか『今日は(側近の)歩火いないんすか』とか(笑)。うれしいですよね。村雨がクールなので、僕もクールを装ってかっこつけてます」と挨拶。初共演となった高杉の印象については「お会いするまでは怖い人なのかな?と思っていたら本当に優しくて。こんなにいい人なかなかいない」とコメントする。現場での様子にも触れ「みんなが楽屋でリラックスしてるときにも、本番ギリギリまで1人で廊下とかでセリフを練習してる」と明かすと、森川が「けっこう壁に向かってることが多いよね」と笑って暴露。この指摘について高杉は「暗いところが好きなんです。だから結局、はじっこなんです。家でもそんな感じです」と弁解した。
イベントでは観客からの質問で、アドリブに関するトークも。森川は「(木渡潤役の)矢本悠馬が出てるシーンはだいたい(笑)。セリフは台本通りだけど、俳優の動きはけっこう自由なんです」と明かす。かつて敵対関係にあった芽亜里と木渡だが、今作では全生徒強制参加のギャンブル「生徒代表指名選挙」でペアを組んで大暴れしている。矢本が特に弾けており、森川は「うちの矢本が本当にご迷惑をおかけして……。とても素敵な役者さんなんですが、何をしてくるか一切わからない。負けるときになると席から飛ぶわ、蝶々を見つけるわ、敵の名前を呼び出すわ。もう周囲を笑わせたい一心で演じてるんです。私も一緒に負ケグルってました」と見どころを語った。
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