山崎貴「ゴジラ-0.0」は新たな絶望と希望の物語、「敷島家はどんな覚悟を決めるのか」

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ゴジラ-0.0(マイナスゼロ)」の監督・山崎貴が、現地時間4月14日に米ラスベガスのシーザーズパレスで行われた映画イベント・CinemaCon 2026に登壇。11月3日に封切られる同作や、愛するゴジラへの思いについて語った。

CinemaCon 2026に参加した「ゴジラ-0.0」の監督・山崎貴

CinemaCon 2026に参加した「ゴジラ-0.0」の監督・山崎貴

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CinemaConは、映画興行・配給など映画産業における関係者に向け、ハリウッドの大手スタジオが今年度の注目作品を紹介する世界最大級の映画コンベンション。2023年の前作「ゴジラ-1.0」の成功に感謝の意を示す山崎は、新型コロナウイルス禍で起こった映画業界の転換期について触れ、映画館に観客を戻したいという意思も込めて同作の制作に臨んでいたことを打ち明ける。そして自身が愛するゴジラについて、「1954年に日本の映画館で産声を上げて、『劇場で観るための映画』として70年間、力強く記憶に刻まれてきました。スクリーンで見上げる巨大なスケール、座席を震わせる咆哮。ゴジラは、映画館で体験してこそ、真のゴジラとなります」と力強く語った。

CinemaCon 2026より、山崎貴によるスピーチの様子

CinemaCon 2026より、山崎貴によるスピーチの様子 [高画質で見る]

またイベントでは、「ゴジラ-0.0」が前作から先の世界を舞台とすること、神木隆之介演じる敷島浩一と浜辺美波扮する典子が再登場すること、そして敷島家の大きな運命を描く作品であることを発表。邦画作品として、初の“Filmed For IMAX”基準を満たして制作されていることも明かした。

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山崎は前作の物語を「ゴジラ襲来によって“マイナス”にまで突き落とされた戦後の日本。人々は這い上がり、未来へ向けて歩み出そうとしました」と説明し、「ゴジラ-0.0」に関して「日本を、そして敷島家を、さらなる深い絶望が襲います。抗いようのない圧倒的な力を前にした時、人間はどう立ち向かうのか。愛する者を守るため、敷島家はどんな覚悟を決めるのか」とアピール。“マイナス”から“ゼロ”へと至る道程が平坦なものではなかったと話し、「私たちは今、この新たな絶望と希望の物語を、世界中の映画館へとお届けするために、持てる技術と情熱のすべてを注ぎ込んでいます」と言葉に力を込めた。

最後に山崎は「最新作『ゴジラ-0.0』で、多くのゴジラファンを再び映画館へお迎えできることを、楽しみにしています。どうか皆さん、一緒に、世界中の映画館を熱狂で震わせましょう。映画館の底力を世界に見せつけましょう!」と挨拶。ファーストティザー映像が流され、終盤に自由の女神とゴジラが登場すると、会場は大歓声に包まれた。

山崎貴

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登壇を終えた山崎は「ステージに出て行ったときに皆さんが盛り上がって、温かく迎えてくれてうれしかったです」とコメント。「ファーストティザー映像を観ていただいたときのリアクションがとてもアツく、世界でも期待されているということを実感できたので、来てよかったと思いました!」と興奮を伝えた。なお、今作で人々を“新たな絶望”にたたき落とすゴジラの姿を切り取った場面写真も到着した。

「ゴジラ-0.0」新場面写真

「ゴジラ-0.0」新場面写真 [高画質で見る]

「ゴジラ-0.0」(ゴジラマイナスゼロ)ファーストティザー映像

映画作品情報

山崎貴 スピーチ全文

みなさん、こんにちは。日本から来ました、映画監督の山崎貴です。

まずは、皆さんに深い感謝をお伝えしなければいけません。
2023年に公開された「ゴジラ-1.0」は、わたしたちの想像をはるかに超える歴史的な成功を収め、
日本のスタジオ制作作品として初めて、アカデミー賞最優秀視覚効果賞という素晴らしい栄誉を手にすることができました。
しかし、あのオスカー像は、私たち制作チームの力だけで取れたものではありません。
あの絶望と感動を、最高の音響と、巨大なスクリーンで、
世界中のお客様に届けてくれた、映画館関係者の皆さんがいたからです。
皆さんがいなければ、あの奇跡は絶対に起きませんでした。

Truly thank you so much!(本当に、ありがとうございました!)

パンデミック以降、映画業界は大きな転換期を迎え、
「ゴジラ-1.0」も当時、製作中止の危機に立たされました。
そして映像を自宅で、スマホで見るのは当たり前になりました。
しかし、私は確信しています。
「映画は、映画館で観るものだ」と。
映画館に人を戻すという強い意思のもと、「ゴジラ-1.0」は再始動しました。

ゴジラは、1954年に日本の映画館で産声を上げて、
「劇場で観るための映画」として、70年間、力強く記憶に刻まれてきました。
スクリーンで見上げる巨大なスケール、座席を震わせる咆哮。
ゴジラは、映画館で体験してこそ、真のゴジラとなります。
だからこそ、私は、「映画を、映画館で鑑賞する文化」を、ゴジラの力を借りて、最前線で作っていきたいと思っています。
映画館へ行くことの価値、体験、思い出を、ゴジラがその筆頭を歩いて証明しつづけたいのです。

そして最新作「ゴジラ-0.0」は、劇場に最高の没入感をお届けするため、
日本映画として初めての、「Filmed For IMAX」作品でお届けします。
ゴジラの大きさ、恐怖、そこで生き抜こうとする人々を、かつてない解像度とスケールで描き出しています。
皆さんの劇場のスクリーンを、限界まで震わせることをお約束します。

「ゴジラ-0.0」について、現時点で皆さんにお届けできる情報はまだ多くありません。

しかし、今日この場を借りて、お伝えしたいことが2つあります。

1つ目は、本作が「ゴジラ-1.0」の先の世界を描くということ。
2つ目は、本作が「敷島家の大きな運命を描く作品」になるということです。

前作で、ゴジラ襲来によって「マイナス」にまで突き落とされた戦後の日本。
人々は這い上がり、未来へ向けて歩み出そうとしました。
本作では、その日本を、そして敷島家を、さらなる深い絶望が襲います。
抗いようのない圧倒的な力を前にした時、人間はどう立ち向かうのか。
愛する者を守るため、敷島家はどんな覚悟を決めるのか。
「マイナス」から「ゼロ」へと至る道程は、決して平坦なものではありません。
私たちは今、この新たな絶望と希望の物語を、
世界中の映画館へとお届けするために、持てる技術と情熱のすべてを注ぎ込んでいます。

最新作「ゴジラ-0.0」で、多くのゴジラファンを再び映画館へお迎えできることを、楽しみにしています。
どうか皆さん、一緒に、世界中の映画館を熱狂で震わせましょう。
映画館の底力を、世界に見せつけましょう!

最後に私から、皆様へのささやかなプレゼントとして、
最新作のファーストティザー映像を贈ります。ほんの短い映像ですが、これを見ていただければ、この作品を劇場で見なければならないということを確信してもらえると思います。

本日はありがとうございました! 映画館で、またお会いしましょう!

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【イベントレポート】山崎貴「ゴジラ-0.0」は新たな絶望と希望の物語、「敷島家はどんな覚悟を決めるのか」(スピーチ全文あり)
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