本作は、今関が台湾を舞台に描くヒューマンドラマ。恋愛も人間関係もつまらなくなり大学中退を考えている主人公・奈央が、父の3度目の結婚相手である女性・綾とともに台湾旅行をするさまがつづられる。モトーラが奈央、「ヘヴンズ ストーリー」「朱花の月」の
台湾・台北市でクランクインし、劇中で奈央と綾が滞在するホテル、にぎやかな夜市、映画のキーワードとなるスイーツ「豆花」の有名店「豆花荘」などでロケが行われた本作。このたび到着した3点の写真には、モトーラと大島の姿が収められている。なお、クランクイン直後のモトーラ、大島、今関のコメントを下記に掲載した。
椎名鯛造、真宮葉月、利重剛、ヴィッキー・パン・ジーミン、シー・チー・ティエンも出演した「恋恋豆花」は、2019年に全国で公開される予定。
モトーラ世理奈 コメント
2日めが終わったのですが、楽しいけれど、まだまだ緊張感でいっぱいです。今回の撮影では、ごはんやスイーツをとにかく1日中食べていて、葱油餅とか愛玉子とか、もちろん豆花も。それがとっても美味しくて。なんだか食べもので台湾を実感している感じです(笑)。
共演の大島さんは、カメラが回っていない時にも話しかけてくださって、私の緊張を解きほぐしてくれる、ホントのお母さんみたいな人。今関監督は、人手が足りない時には自分から率先して照明を持たれるような、チーム感を大事にされる方で、私もそのチームの一員になれたかと思うと、すごく嬉しいです。
大島葉子 コメント
台湾にはマーティン・スコセッシ監督の「沈黙-サイレンス-」の撮影で長く滞在していたし、旅行でも何度か来た、大好きな場所なので 、再び、この土地で「恋恋豆花」の撮影が出来ることがとても嬉しいです。モトーラちゃんとの撮影は、最初はどうなるのかな……って思っていたんですけど、始まってみると、おとなしいけどとてもいい子で、楽しく撮影しています。空き時間にもおしゃべりしたり、しなかったり。お互いに気をつかわない関係というか、そういう空気感が、最初から、自然と出来ている気がします。今関監督の作品に出演するのは今回が初めてですが、監督は俳優の自由な演技を尊重されるので、そこがとてもやりやすいですね。「恋恋豆花」はドキュメンタリー風の撮影もあるので、今関監督ならではの、型にハマらない演出に応えるように頑張ります。
今関あきよし コメント
何本も映画撮っていますけど、初日はいつも心配で緊張するんですよ。役者だけじゃなく、じつは監督も。今回、初日は雨が降ったり止んだりで。その不安定な天気をかいくぐって撮影をしたんですが、モトーラのいい表情や、大島のいいリアクションが撮れたんで、ほっとしました。「あぁ、これでこの映画は大丈夫だ」と。点数をつけるとしたら85点くらいかな。なかなかの高得点。ひとつだけモトーラに注文したのは、劇中、シニカルなモノローグがインサートされるシーンがあるんですが、その時はなるべく明るい感じで演じてほしいと。彼女は黙っているとアンニュイな感じなんで、あえて明るくしてもらって、ギャップを楽しめるような演出をしたいと思っています。
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- 映画「恋恋豆花」公式サイト
- 映画「恋恋豆花」公式 (@renrenmovie) | Twitter
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今関あきよし @kalinapapa
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