星由里子が倍賞千恵子と藤竜也の共演作「お父さん、チビがいなくなりました」に出演

倍賞千恵子と藤竜也が夫婦役で共演した「初恋～お父さん、チビがいなくなりました」に星由里子が出演していることがわかった。

心房細動および肺がんのため、5月16日に死去した星。本作では倍賞演じる有喜子が結婚前に働いていたミルクスタンドの同僚で、夫婦の関係にさざ波を立てる志津子を演じた。星は「昔は松竹の女優さんで共演することはなかった倍賞さんとご一緒できるということで、とても楽しみにしていました。藤さんも初共演でしたけど、ウィットに富んだ素敵な男性で。とても楽しいお仕事でした」とコメントを残している。

西炯子のマンガを映画化した本作は、人生の晩年をともに過ごす夫婦の秘めた思いと愛を描くラブストーリー。有喜子の夫であるぶっきらぼうな男・勝を藤が演じ、2人の娘・菜穂子に市川実日子が扮する。「毎日かあさん」「マエストロ！」の小林聖太郎が監督を務めた。

「初恋～お父さん、チビがいなくなりました」は2019年春に全国ロードショー。

星由里子 コメント

昔は松竹の女優さんで共演することはなかった倍賞さんとご一緒できるということで、とても楽しみにしていました。藤さんも初共演でしたけど、ウィットに富んだ素敵な男性で。とても楽しいお仕事でした。この映画は、可愛い猫も主役のひとりですが、老夫婦の孤独と深い愛を描いた映画だと思います。若い方々は自分の両親もそうなのかなとか、感じてくれたら嬉しいですし、同世代の方々は、私達が歳を重ねた姿を見て、懐かしく心温まるものを感じてくれたら嬉しいなと思います。