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清智英と東きゆうによる同名小説を映画化した本作は、新体操のスター選手でありながら半身不随となった金城瑞穂が、音楽との出会いをきっかけに新たな夢に向かっていくさまを描いた作品。瑞穂役の知英は、本作の撮影を「新体操も車椅子も初めて。やることばかりの作品で不安もプレッシャーもありました」と振り返る。アーティスト・
瑞穂の前に数年ぶりに現れた幼なじみ・柏原淳之介役の稲葉。本作ではギター演奏と歌唱も披露しており、「エンドロールを観たときに作曲にもクレジットが入っていて『そういえば、作曲してたわ。メロディ、作ってたわ。やった!』と思いました(笑)。役者として名前が出るのとは異なる感慨でした」と述懐した。
稲葉に知英が「どうでしたか? (私との共演は)よかったでしょ!?」とストレートに問い詰める場面も。稲葉が「よかった。めちゃくちゃよかった」と笑い「お互いに役のことをあまり相談せず、他愛のない話をして。それが幼なじみっぽくて」と続けると、知英は「どんな話してましたっけ?」ととぼけてみせる。スタッフ、共演者から“淳ちゃん”と呼ばれ親しまれていた稲葉は「今日(知英から)敬語で話しかけられたとき『あれ? なんか違う』って気持ちになるぐらいでした」と本物の幼なじみのようだった2人の関係性を垣間見せた。
最後に稲葉は「1人でも多くの人にこの映画が伝わってほしい。観客の方々はもちろんマスコミの方も。自分に何ができるんだろうと今は思っています。広めたくてしょうがない」と力強く述べ、知英が「まだまだ話し足りないですが、映画を観てもらうのが一番。家族や友達などいろんな人の愛を感じられる作品です」と語り、舞台挨拶は幕を閉じた。
「私の人生なのに」は7月14日より新宿バルト9ほか全国でロードショー。
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- 「私の人生なのに」公式サイト
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toki @toki2014
すごく稲葉くんが推してる。素直に観てほしいっていうのが伝わる。 https://t.co/PhouYUzzMS