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松岡茉優、日プロ主演女優賞に輝き「明日が楽しくなるような作品に携わりたい」

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左から松岡茉優、渡辺大知。

左から松岡茉優、渡辺大知。

第27回日本映画プロフェッショナル大賞の授賞式が本日4月26日、東京・テアトル新宿にて行われ、主演女優賞に輝いた松岡茉優が登壇した。

映画監督や脚本家、プロデューサーといった映画人のほか、宣伝関係者、評論家などが選考委員を務める同賞。「茉優ちゃーん!」という大きな歓声の中、黒いワンピースで登場した松岡は「皆さんの言葉がすごい励みになります」と客席に向かって感謝を口にする。初主演映画「勝手にふるえてろ」での演技が評価された松岡は「8歳のときから子役としてやってきて、今23歳で皆さんの前に立てることが、本当にうれしいです。今日はステージ裏でいろんな方たちとお話しすることが叶って、映画って最高じゃないかと思いました。世代もキャリアも違う人たちが一緒にがんばれるのが映画だなと思ってます。いろんな方々に届く映画作りをしようと心に決めました」と語った。

さらに「私が演じる役はすべてが私自身ですので、枯渇しないようにいろんなものを蓄えながら引き出しの多い女優さんになりたい」「生きづらいと思っているような人の明日が楽しくなるような作品に携わっていきたいです」と抱負を述べた。プレゼンターとして出席したのは、「勝手にふるえてろ」で松岡演じるヨシカに猛アタックを仕掛ける同僚・ニ役を務めた渡辺大知黒猫チェルシー)。渡辺は「松岡茉優じゃないと意味がないと思えるくらい、松岡さんの魅力が爆発してる映画です」と称賛し、「インタビューとか舞台挨拶で松岡さんが『世界中のヨシカみたいな女の子の救いになれば』と言っていて。役の先にある人々のことまで思われてやっていたんだなと。そういう熱い思いが今回の賞につながったんじゃないかと思っています。その言葉がすごく好きで、歳下だけど尊敬してる女優です」と笑顔で話す。

「勝手にふるえてろ」は作品賞も獲得し、企画プロデューサーの白石裕菜が海外の映画祭に出席している監督・大九明子のメッセージを読み上げることに。大九は「ダブルな栄誉を賜りましてありがとうございます。胸が熱くなり震えました。それにしてもまるっきり日時がかぶるなんてファーック! これからもこの賞にふさわしい映画を作り続けるよう精進致します」とコメントした。松岡は後ろにいた大林宣彦に「劇中でそういう言葉を発することがありまして、失礼しました」と笑顔で説明し、「監督が誰よりもヨシカなんですよ。全国にいるヨシカみたいな女の子たちに『大丈夫だよ、それでいいんだよ』と言い続けられる映画を作っていきたい」と宣言した。

なお映画ナタリーでは、授賞式の模様を引き続きレポートする。

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