何事にも無気力で誰にも心を開かない主人公・隆太郎を通して、現代の家族像と郊外に生きる若者の日常を描いた本作。二ノ宮の実体験をもとにしており、自身が主演も務めている。予告には、隆太郎が子供の頃から世話になっていた友人の母親で、余命わずかの龍子に会いに行く場面などが切り取られた。
山戸は「孤独な人間にしか作れない映画があることを、よく思う。『枝葉のこと』を観ると、ずっと寂しかった彼の横顔や背中に鬼気迫る想いがする」とコメントを寄せている。
第70回ロカルノ国際映画祭、第47回ロッテルダム国際映画祭にも出品された「枝葉のこと」は、5月12日より東京のシアター・イメージフォーラムほか全国で順次ロードショー。
山戸結希 コメント
孤独な人間にしか作れない映画があることを、よく思う。
「枝葉のこと」を観ると、ずっと寂しかった彼の横顔や背中に鬼気迫る想いがする。
暗闇と溶け合うために生まれてきた人。
彼自身が、一筋の寂しい光となって。
それゆえ 二ノ宮隆太郎と映画館は、いつでも宿命的な出会いを果たす。
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- 「枝葉のこと」公式サイト
- 「枝葉のこと」予告編
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