白石和彌の長編デビュー作「ロストパラダイス・イン・トーキョー」が初DVD化

「彼女がその名を知らない鳥たち」「サニー/32」などで知られる白石和彌の長編デビュー作「ロストパラダイス・イン・トーキョー」が初DVD化。4月25日に発売される。

奇妙で穏やかな共同生活を始めた男女3人が、自身、そして世界と向き合うさまを描いた本作。知的障害者の兄・実生と暮らす幹生は、性欲処理ができない実生のために、地下アイドルとしても活動するデリヘル嬢・マリンを招き入れる。彼女にはいつか自分だけの島“ファラ・アイランド”を購入するという夢があった。互いを補うように共同生活を始めた3人だったが、彼らの絆はマリンの取材を続けるドキュメンタリー作家の手によって崩れ去っていく。小林且弥、内田慈、ウダタカキ、奥田瑛二が出演。脚本には「凶悪」「サニー/32」でも白石とタッグを組んだ高橋泉が名を連ねている。

なお白石が柚月裕子の同名小説を映画化した最新作「孤狼の血」は、5月12日より全国ロードショー。