映画「
本作は栄光を夢見る男が、肉体と心を極限まで追い込む物語。アメリカの片田舎で病気の祖父を介護しながら暮らす青年キリアン・マドックスは低収入で友人も恋人もおらず、孤独な毎日を送っていた。彼の夢は“世界一のボディビルダーになる”こと。キリアンはすべてを捧げて過酷なトレーニングと食事制限に打ち込むも、肉体は悲鳴をあげ、社会の不条理と孤立に精神をむしばまれていく。
「クリード 過去の逆襲」の
本作について、野田は「筋肉というものを最も醜く、そして悲しく描いた作品でした。キツすぎるトレーニング、徹底した食事管理。必死に何かになろうとしている姿は美しいはずなのに、この世で最も虚しい光景でした。内容も筋肉も魅了された作品です」と評する。青木は「自分も主人公と同じく、孤独に筋トレを続けてきたので観ている間ずっと胸が痛かったです。でも、こんなに胸が熱くなったのは初めてでした」と共感を寄せた。このほかパーソナルトレーナーの山本義徳、IFBB(国際ボディビルディング・フィットネス連盟)プロフィジーク選手の田口純平、元ボディビルダーで俳優の
さらに映画界からは、監督の
あわせてYouTubeでは、ボディビル大会直前のステージ裏を切り取った本編映像を解禁。「俺が一番だ。絶対にな」と自信満々の選手がいる一方で、キリアンはトイレで緊張に押しつぶされそうになりながらも、吐き気ををこらえ鏡の前で必死に笑顔とポーズを作る。
「ボディビルダー」は12月19日より東京・シネマート新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で順次ロードショー。
映画「ボディビルダー」本編映像(緊張感マックス!ボディビル大会の裏側)
マヂカルラブリー 野田クリスタル(お笑い芸人)コメント
筋肉というものを最も醜く、そして悲しく描いた作品でした。
キツすぎるトレーニング、徹底した食事管理。
必死に何かになろうとしている姿は美しいはずなのに、この世で最も虚しい光景でした。
内容も筋肉も魅了された作品です。
かけおち 青木マッチョ(お笑い芸人)コメント
自分も主人公と同じく、孤独に筋トレを続けてきたので観ている間ずっと胸が痛かったです。
でも、こんなに胸が熱くなったのは初めてでした。
山本義徳(パーソナルトレーナー)コメント
愛情に飢え、社会で上手く生きて行けず、それでも奮闘していく狂気の男。
その姿がボディビルを通して描かれていく。
ストーリーだけでなく、俳優陣の卓越した演技力にも脱帽である。
田口純平(IFBBプロフィジーク選手)コメント
すべてを賭けて自分と向き合い、生真面目さゆえに崩れていく人生、そのリアルが胸に刺さる。
同時に、役のために創り込まれた俳優の身体が、この映画をより深く、より重く映し出している。
相澤隼人(元・ボディビルダー / 現・俳優)コメント
夢を追う熱は時に自分を壊す。孤独と渇望が胸を刺す。
それでも夢を追い続け、変わっていく人間模様。
「もっと外に出なよ」という言葉が忘れられない。
白石和彌(映画監督)コメント
光り輝く憧れの筋肉に触れた瞬間、男の世界はひっくり返る。
筋肉を愛し筋肉に嫌われる孤独な男は、絶望を彷徨い歩いた果てに筋肉に救われる。
脳みそを筋肉に全変換して見て欲しい。衝撃を受けるほど哀しく美しい筋肉映画
こがけん(お笑い芸人)コメント
主人公キリアンが無意識に放つ絶望にまみれたSOSサインは、人々から「キミ面白いね」の一言で片付けられてしまう。
この致命的な“届かなさ”は、まるで他者への無責任な言及が蔓延する現代社会の写し鏡のようだ。
純粋で傷ついた魂がどこへ辿り着くのか、辛くても見届けなければならない。
これはきっと、僕らの話でもあるから。
小原綾斗(Tempalay)コメント
悪人には悪意があるが、こやつには悪意がないうえに健気。それは、強烈に恐ろしい!
佐藤究(作家 /「テスカトリポカ」)コメント
己の肉体に突き刺さる他者の視線。
その光はあまりにも眩しく、その闇はブラックホールのように深い。
暗黒をさまよう筋肉の物語。
丸山ゴンザレス(ジャーナリスト)コメント
肉体=夢にしがみつき続けた彼が到達したのは、
社会的には破滅でも、内側では確かな“成功”だった。
人間の執念と孤立の行き着く先を、容赦なく描ききっている
ミヤザキタケル(映画アドバイザー)コメント
身体的な強さと精神的な強さが比例するとは限らない。
胸に抱えた“孤独”と“狂気”に蝕まれていくボディビルダーがたどり着く果て、その境地に魅せられた。
人間食べ食べカエル(人喰いツイッタラー)コメント
約2時間、常に破裂寸前の風船が近くにいるみたいな感覚を味わえる。
ジョナサン・メジャースの怒りと焦燥を抱えた表情が凄まじい。
ジョナサン・メジャースの映画作品
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映画ナタリー @eiga_natalie
映画「ボディビルダー」に野田クリスタル・青木マッチョら共鳴、総勢12名から応援コメント
「筋肉というものを最も醜く、そして悲しく描いた作品」
悲痛な笑顔の本編シーンも解禁🎥
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