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第6回ジャパンアクションアワード「HiGH&LOW」が2冠、最優秀男優賞は佐藤健

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第6回ジャパンアクションアワードの受賞者、登壇者たち。

第6回ジャパンアクションアワードの受賞者、登壇者たち。

第6回ジャパンアクションアワードが、本日3月17日に東京・LOFT9 Shibuyaで行われ、アクション監督をはじめとするスタッフ、キャストが登壇した。

ジャパンアクションアワードは日本俳優連合のアクション部会が主催する映画賞。2017年度は、岡田准一、役所広司、有村架純らが出演した原田眞人による時代劇「関ヶ原」が、ベストアクション作品賞最優秀賞を受賞した。「関ヶ原」からは大谷刑部役で出演した大場泰正が出席。「その時代の呼吸というか、息吹みたいなものを映画で表現できたのではないかと思います」と多くの映画賞で同作が評価された理由を分析した。

ベストアクションシーン賞の最優秀賞は「HiGH&LOW THE MOVIE 2 / END OF SKY」における雨宮兄弟、琥珀、九十九VS九龍グループのカースタントでの格闘シーンが受賞。授賞式には同作でカースタント / カースタントコーディネーターを担当した野呂慎治が駆け付け、同シーンの裏話を披露した。自動車を縦回転させたのは、同作が日本初とのこと。野呂は「ハリウッドでは車の後ろに大砲を積んで、下に玉を打ち出して回転させるけど、日本は火薬の規制が厳しい。なので今回はエアーを使うことにした。エアーで回転させるのは世界初かもしれない」と説明。「人間を飛ばすために使うときの100倍くらいの圧力をかけた。業者もそんな圧力をボンベに入れるのは初めてだとびっくりしていました(笑)」と明かした。最後に「今後、別の作品で新たなチャレンジをする予定は?」と尋ねられると、「大きいのが1つ……横転しながら正面衝突してくれって」と満面の笑みで報告して観客を驚かせる。

ベストアクション監督賞の最優秀賞は大内貴仁が獲得し、「HiGH&LOW THE MOVIE 2 / END OF SKY」が2冠に。大内は現在、谷垣健治監督、ドニーイェン主演の新作映画のアクション監督として中国で撮影中。ビデオレターにて「作品に参加したスタッフやスタントマンが体を張ってがんばってくれたので。僕は何もやってないです」と謙虚なコメントを寄せた。

ベストアクション男優賞最優秀賞に輝いたのは「亜人」の佐藤健。佐藤はビデオレターにて「不死身の『亜人』だからこそできるアクションにこだわって、アクションチームの皆さんとアイデアを出し合いました。僕自身は今回は戦闘シーンというより、走ったり飛んだり転がったりというさまで見せられればいいなと思っていました。優秀なアクションチームの皆さんのために獲らせていただいた賞だと思っています」と感謝の気持ちを伝えた。なお「亜人」のアクション監督も大内が務めている。

ジャパンアクションアワードにて重要視されているベストスタントマン賞では「たたら侍」、ドラマ「精霊の守人」の帯金伸行が最優秀賞に選ばれた。さらに最優秀ベストアクション女優賞は「精霊の守人」の綾瀬はるかに。主な受賞結果は以下の通りだ。映画ナタリーでは「アクションサミット」の模様を追ってレポートする。

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第6回ジャパンアクションアワード 受賞結果

※★印が最優秀賞受賞者・受賞作品

ベストアクション作品賞

「CRISIS 公安機動特別捜査班」(テレビドラマ)
「無限の住人」
★「関ヶ原

ベストアクションシーン賞

★「HiGH&LOW THE MOVIE 2 / END OF SKY」(カースタントでの格闘)
「CRISIS 公安機動特別捜査隊」(ロングショットワンカットアクション)
「仮面ライダーアマゾンズ」シーズン2(カラスアマゾンVS仮面ライダーアマゾンネオ)

ベストスタントマン賞

関田安明「探偵はBarにいる」
大島遥「精霊の守り人」(テレビドラマ)
★帯金伸行「たたら侍」「精霊の守り人」
岡本正仁「精霊の守り人」

ベストアクション監督賞

★大内貴仁「HiGH&LOW THE MOVIE 2 / END OF SKY」
舟山弘一「精霊の守人 悲しき破壊神」(テレビドラマ)
田中信彦「CRISIS 公安機動特別捜査隊」

ベストアクション男優賞

佐藤健亜人
綾野剛「武曲 MUKOKU」「新宿スワン II」「亜人」
小栗旬「CRISIS 公安機動特別捜査隊」「銀魂」

ベストアクション女優賞

綾瀬はるか「精霊の守り人」
戸田恵梨香「無限の住人」
杉咲花「無限の住人」

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