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新垣結衣、10年ぶりのブルーリボン賞に笑顔「なまはげさんの言葉通りに」

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新垣結衣

新垣結衣

第60回ブルーリボン賞の授賞式が本日2月8日、東京・イイノホールにて開催され、主演女優賞の新垣結衣が出席した。

新垣は、2008年開催の同賞にて「恋空」などで新人賞を受賞。その10年後にこうして再び賞を授かり、「二度とこの場に立たせてもらえることはないだろうと勝手に思っていたので……予想していなかったので驚いています」と正直な思いを述べる。また「私以上に、撮影に関わってくれたスタッフの皆さんや家族、仲間が喜んでくれて。受賞したことで皆さんへの恩返しができたな?と思います」と感謝の気持ちを込めて語った。

今回、卓球の元天才少女を演じた「ミックス。」で主演女優賞に輝いた新垣。「10年間、私は何をしていたのか?と考えて思い出したのが、20代前半のときに秋田料理店に行った際のことです」と切り出した。「その店は時間になると、なまはげのショーが始まるんです。なまはげさんが私を知っていたみたいで、急に私たちの席で話し始めて。『昔、お金がなくて病院に行けない人がいた時代、体を悪くしたらどこに行ったと思う? 劇場で笑ったり泣いたりして元気になったんだよ。君はそういう素晴らしい仕事をしているんだ』と言ってくれました」と当時の出来事を述懐。「『ミックス。』はまさに皆さんに元気を与えられたという実感があるので、この受賞はとても幸せなことです!」と晴れやかな笑顔を見せた。

「なまはげさんの言葉通りになって受賞できたのかな」と口にする新垣に、授賞式の司会を務めた大竹しのぶはギリシャに伝わる話を教える。「以前、ギリシャのアテネにある世界一古い劇場に行ったら、ガイドが『ここは病院だったんです。この人には喜劇を、この人には悲劇を、それで駄目だったら最後にメスを』と説明していました」とエピソードを披露し、「私も同じようにそういう仕事をしているんだと思いました」と新垣に同調した。

また大竹は、新垣が主演したドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」でキャストが踊った“恋ダンス”の一大ブームにも言及。「“かわいいガッキー”と言われるのってどう思う?」という単刀直入な質問に、新垣は謙遜しながら「自分としてはあまり実感がないです。でもまずはやることやらねばとか……そういう役やお仕事のおかげだなと思っています」と答え、「家が好き。深夜1時くらいからお酒を飲み始めて、音楽を聴いて、好きなときに寝るっていうのが一番楽しいです」とプライベートを明かす。終始冷静に受け答えする新垣に向け、大竹は「映画界をこれから繁栄させていくには、新垣さんのような人に盛り立てていってほしい。がんばって!」とエールを送った。

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