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本作は身も心も男性として生きようと決断したトランスジェンダーのレイを軸にした家族ドラマ。オファーがあったときのことをファニングは「男性を演じるというチャレンジを考えるだけで、ワクワクしてきた!」と振り返り、「本番直前に恐怖と緊張が湧いてきた。今までの役作りでは通用しない挑戦的な役でもあったから、プレッシャーもあった」と話す。
トランスジェンダーの人物を演じるにあたり「彼らのコミュニティを傷付けたくなかった」と配慮を見せるファニング。実際にトランスジェンダーの人々と会ったことを明かし、「『カミングアウトしたときの周囲の反応は?』『両親はすぐに受け入れてくれた?』など体験談を聞いたわ。関連映像を観たり、ラジオを聴いたりして参考にした。監督ともレイをいかに普通の少年として描くかについて話し合ったわ」と役作りについて語った。
また「この映画がトランスジェンダーについて話し合うきっかけになってほしい。彼らが特別な存在ではないと知ってほしい」と映画に込めた思いを口にし、「テーマはトランスジェンダーではなく、レイの決断や新しい家族などさまざまな物事を受け入れることにあるの」とその普遍性を主張した。
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