「アバウト・レイ」エル・ファニングがボーイズファッションに身を包んだ新写真到着

「アバウト・レイ 16歳の決断」より、主演のエル・ファニングをフィーチャーした新たな場面写真が到着した。

本作は、身も心も男性として生きようと決意するトランスジェンダーのレイを主人公にしたドラマ。新たに到着した8枚の場面写真では、少年のような服装に身を包んだファニングの姿を観ることができる。ファニングは「監督とは、いかに男の子として自然なスタイルができるかじっくり話し合った。少しだらしなくしてみせたり、座り方1つにしても研究したわ。監督には男の子の子供が3人いるから、とても参考になった」と役作りについて明かしている。

「ライフ・オブ・パイ」などでも衣装を担当したコスチュームデザイナーのアージュン・バシンは「これまで20本以上の作品と関わってきたけど、不思議なことに、今回は映画自体をデザインしたかのような感覚だった」と述懐。「レイは身も心も男の子になって、ほかの人と同じように生きたいと思っている。だから、ごく普通の学校に通う男の子、スケートボーイをイメージしたんだ。メンズサイズのダボっとしたバギーシャツやセーター、フランネルシャツを着ていて、現代的でイーストビレッジ風。ニューヨークのスクールボーイといった感じだね」とコメントを寄せた。

ゲイビー・デラルが監督を務めた「アバウト・レイ 16歳の決断」は、2月3日より東京・新宿ピカデリーほか全国でロードショー。