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札幌で全編撮影された本作では、初夏や冬の美しい風景が切り取られている。黒島は「地元が沖縄なので、雪の中で撮影したことはほぼなくて。とにかく寒かったんですけど、何気ないシーンもきれいになりました。6月の撮影もまた気持ちよくて……」と懐かしそうに回想した。
黒島とダブル主演を飾った小瀧は「“いくえみ男子”で人気ナンバーワンの弦。それを聞いたときはプレッシャーを感じました」と吐露。役作りについて「突き放す言い方をするけどムキになりすぎない、たまに優しさが垣間見えるけど優しくしすぎない、そのバランスを意識しました」と真剣に述べ、「何かあったら黒島さんに任せようと思ってたので(笑)」と彼女の頼もしさをアピールする。一方の黒島も「小瀧くんがいろいろ引っ張ってくださったので」と最敬礼。小瀧はそんな自分たちに「ただただ謙虚な2人!」とツッコみ笑いを誘った。
全員人見知りだという本日登壇したキャスト陣だが、小瀧が中心になり打ち解けていったことが明らかに。高杉が「もうリーダーが全部(やってくれました)」と感謝いっぱいに述べると、小瀧は「いつからリーダーなの!?」と疑問を呈しつつ、「最初はみんな、ごはん食べてるかケータイいじってるかで。でも徐々に机を減らして自然に距離を縮めたり、カードゲームして遊んだりして、さりげないところから仲良くなっていきました」と明かす。
劇中では恋愛だけでなく、弦と和央の独特な友情関係も描かれる。高杉に対し、小瀧は「本当にかわいいんですよ、素でも。いろいろやってあげたくなる!」と勢いよくまくしたてるが、高杉は「ん?」とテンション低めの反応。黒島から「温度差ありません?」と心配されたものの、高杉も「小瀧くんに守られてる感あった。優しいお兄さんだなって。同い歳だけど(笑)」と劇中さながらの関係性であることをうかがわせた。
イベントでは、登壇者たちが特製絵馬に書いた自筆の応援メッセージを披露するコーナーも。黒島や高杉が本作のテーマに絡めたコメントを記していたのに対し、川栄の絵馬には「大丈夫」と力強い3文字。川栄は「大丈夫という言葉って大きいし、大丈夫って言ってほしい自分もいる。だから皆さん大丈夫です!」と力説する。小瀧は劇中の「なんかおもしれえじゃん」というセリフを引用し、「恋をすると新しい自分に出会える。そういうのを面白いと思ってほしい」と呼びかけた。
また篠原は「僕が一番キュンキュンしていました(笑)」と撮影を振り返り、「みんな若いのにうまいんです。芝居を見ていて、テストの段階から『やってくるじゃんこいつら』って思っていた。とにかく芝居がいい! 間違いありません」と登壇者たちの演技に太鼓判を押した。
「プリンシパル~恋する私はヒロインですか?~」は、3月3日より全国でロードショー。
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